東京

東京 高層ビルから見守る夕陽は 心電図のような山間に金色の糸を放ちながら沈んでゆく 雲は空の海を流氷のように流れ 一日のクライマックスの脇役を演じている 朝陽には何事にも動じない勇気を感じ 夕陽には一日の仕事をやり遂げた凌牙を感じる 昇る太陽で息を吸い 沈む太陽で息を吐く 砂利を投げたように忙しかった街は …