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メイリン

僕の家に居たキャバリア犬「美齢(メイリン)」は、2年前の12月20日に、この世を去っていきました。17歳と4ヶ月の命でした。とにかく人間が好きで、好きで、お客さんや、宅急便のお兄さんにも愛想を振りまき、名前も覚えられていました。人間が好きなのは、この犬種の特徴らしいです。吠えるということをしません。ちぎれんばかりに尻尾を振ってすり寄ってきます。ご飯が好きで、与えると、一気に食べてしまう子だったのですが、教科書どおり、死ぬ二日前は、何にも口にしませんでした。

 

死ぬときですか?それは、それは辛かったですね。その日は、夕方ぐらいから、ぐったりとし始めて、夜8時を過ぎた頃から声を上げ始めました。苦しいのか、痛いのかが分からないため、ただ、身体をさすってあげたり、病院から貰ってきた点滴をしてあげたりしました。人間の場合、点滴は血管に刺すものですが、犬は、そうではありません。どこに刺してもいいのです。点滴をすると、小康状態になりました。少しだけ眠ってくれるのです。安心します。しかし、それも長くは続きませんでした。深夜12時を回るころ、息が荒くなり、再び声を上げ始めました。どうすることもできません。家族みんなで、囲みました。名前を呼び続けました。そして、1時半を過ぎた頃、心臓は止まってしまいました。

 

直ぐに、心臓マッサージをしました。一度は戻ってきてくれたのですが、また声を上げはじめましたので、それが美齢にとって良いことなのかの判断はできませんでした。もう、2回目は止めようと。平均12~13年が、この犬種の寿命なので、もう十分生きてくれのだという感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そして、5時半頃、みんなに囲まれながら死んで行きました。とにかく良い子でした。怒ったことがありません。同じ経験をされた方は、たくさんいらっしゃると思います。家族の一員ですからね。お葬式もしました。骨は、庭に埋めました。もう、犬を飼うのは止めようと思いました。

 

2年が経ちました。やっぱりダメなんです。子供の頃から、ずっと犬と共に生活をしてきた僕には。皆さんがここで「ASKAブログロス」という言葉を使ってくれていますが、僕のドッグロスは埋まりませんでした。2年経っても消えないのです。新しい家族を迎えようと決めました。いろんな犬を飼ってきましたが、キャバリアを経験してしまうと、もうキャバリア以外は考えられないのです。

 

美齢と血が繋がっている犬を探しました。兄弟は、みんな死んでいました。ブリーダーさんは、もう経営を止めたとのことでした。一応、孫、ひ孫を探してみるとのことでしたが、「(血縁は)無理だと思いますよ。」とのことでした。

 

それから、数ヶ月。電話がかかってきたのです。広島県で見つかったと。そして、ちょうど赤ちゃんがお腹のなかにいると。生まれて直ぐに、広島まで飛びました。もう、半年になりましたが、何でしょうね。あの人なつっこさは。

人間が好きで、好きでどうしょうもないようです。犬種ってあるんですね。

ASKA