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デビュー当時から守ってきたことがありました。

それは、テレビ出演のことです。

僕たちは、テレビサイズというものを、殆ど作ったことがありません。

楽曲には、歌詞と共にメロディがあり、それらは、もうイントロから始まっているのだという考えでした。

 

ある意味、とんがっていたのでしょうね。

 

それは、業界の中にも浸透し、僕らが出演する番組ではテレビサイズという要求はなくなりました。

 

しかし、10年目を迎えた辺りで、その考えを変更しようと思ったのです。

僕らが、テレビサイズをやり出したときに、番組側は驚きました。

 

「SAY YES」の頃には、当然のようにテレビサイズを作るようになっていました。

 

それは、

 

「ブレイクまでは、とんがりも必要だろう。

しかし、ブレイク後に、そのスタイルを続けることは、傲慢に映ってしまうのではないか?」

 

と、いう考えからでした。

 

番組制作側にも、スタッフの入れ替えがあります。

テレビサイズ拒否を続けてきた僕らのことを、もう、誰も知らなくなりました。

いまでは、当然のように楽曲の切り詰めを要求してきます。

もちろん応えていますけどね。

 

僕たちは、あまりテレビに出演しませんので、出演の時には、一球入魂を心がけています。今振り返ると、テレビサイズを受け入れたことは正解だったのかどうか・・・。

 

現在、多くの番組から出演のオファーが来ています。

もちろん、それが楽曲への興味ではないことを知っています。

独占インタビューをしたいのでしょう。

僕は、歌手です。出演するからには歌うことが基本です。

本気で、応援してくれようとしている番組もありました。

歌無しのテレビ出演はありません。

 

交渉は、それを理解してくれた番組とだけになりました。

僕は、フルサイズを要求しました。

どの番組も、承諾してくれるのです。

楽曲「FUKUOKA」は、多くの方たちに届いたようです。

 

しかし、それでも、やはり興味はインタビューなのでしょう。

 

たくさんの番組の中から、ひとつの番組を選ばさせていただきました。

 

この時期に、僕が全国区で、楽曲を発表することには世間の厳しい声があるでしょう。

 

いろんなことに慎重にならなくてはなりません。

本当であれば、まだ僕は目立ったことをする時期ではないからです。

 

アルバムを発表することは、僕自身が歌手であるという気持ち、情熱を維持するためです。

 

今回、すべてを受け入れてくれ、また理解して下さった番組に出演させてもらうことになりました。

 

2月半ばの出演です。

フルサイズで「FUKUOKA」をやらせていただきます。

地方局での出演ですが、僕の一歩には相応しいのだと思っています。

 

ASKA