関係各位、そして私の音楽を愛してくださる皆様。

 

 

29歳の時でした。私が結婚したのは。

あれから、ちょうど30年になるのですね。

 

そして、私も父親の仲間入りをしました。

 

「子供のためなら、命は惜しくない」

 

人の親になると、誰もが感じる思い。

子供が何歳になろうとも、それは変わりません。

 

いろんなことがありました。

 

妻は本当によくやってくれました。

一般人でありながら、たくさん嫌なこと、悲しいことを乗り越えてくれました。

今、振り返ると、耐えさせることの方が多かったのだと思います。

 

地球何周分もの感謝があります。

 

実は、先月。

私たちは、別々の未来に向かって歩み始めました。

 

皆様には、隠していたという気持ちはありません。

様々な事情により、黙っていなくてはならない時間が必要でした。

 

これにより、様々な報道がなされることになると思います。

 

「~を、よく知る人物」「関係者の話」

 

どれひとつ、真相となるものはないでしょう。

 

そういうものが、亀裂のきっかけになることもあるのです。

どうか、世間の皆様には、

「事実ではあるが、真実ではない報道」に惑わされないでいただきたいと願うばかりです。

 

理由は、お互いの胸の中にだけあります。

私たちは、お互いに、応援し合う仲でいることを約束いたしました。

 

「家族」「元家族」・・・。

「家族」という文字は、どちらにもあります。

 

消えることはありません。

そんな思いを抱きながら、別々に未来を歩く。

 

今は「感謝」しかありません。

 

関係各位の皆様、そして私の音楽を愛してくださっている皆様には、

このブログを以っての発表とさせていただきます。

 

妻は、いや、元妻は、もう一般人でもあります。

「前を向いて未来に向かって歩く」と、一言で言いましても、

やはり、まだまだ気持ちは陽の光が透けるような卵です。

 

メディアの皆様には、どうか、その気持ちを汲んでいただきたく、

その卵を突き割るような行動だけは控えていただきたいという思いでいっぱいです。

どうか、静かにさせてあげてください。

 

ありがとうございました。

 

これからも、よろしくお願いいたします。

 

ASKA