祝賀会から帰って参りました。

実は、先日からの興毅とのメールのやり取りで、
今日、興毅が勝つことは、確信していました。

興毅と僕は、勝つことだけのイメージしか浮かべませんでした。

例のヤツですよ。

「興毅は勝つよ。だって勝つんだから」

僕は、こう書いてメールを送っていました。

なので、今日は勝つ試合を観に行ってきたと書かせてください。

もちろん、周りにも、

「今日、興毅は勝つことになってるよ。負けるなんて考えてもいないので」

そう、伝えていました。

ひとつ残念だったのは、通訳された方の表現でした。

ポンサクレックが、

「やはり、ブランクは大きかった」

こう語ったように訳してましたね。
そういうニュアンスではなかったはずです。

現に、ポンサクレックは、先日、4月8日にスーパーバンタム級暫定王座決定戦で、
判定で勝ったばかりですから。

最近では40歳前後のチャンピオンは珍しくなく、現役バリバリです。
ポンサクレックが、引退した理由は、「体力や年齢ではない。家族の問題」と、いうことでした。

今日、興毅は、現役のチャンピオンに、

「世界タイトルマッチ」

と、いう看板ではない試合で勝ったということです。

興毅のお父さんの「亀田史郎」さんも、

「興毅は現役の時より、今の方がすごい」

と、いうようなコメントをされてましたね。

僕も、そう思っています。

興毅が、突然、引退の10カウントを止めました。

実は、以前より、

「もうひとり勝っとかなくてはならない相手がおるんです」

と、いうようなことを言ってましたので、10カウントを止めたときに、僕は直ぐに分かりましたが、
その相手が、

「ローマン・ゴンザレス」

だったとは・・・。

スーパーフライ級では、もう伝説のボクサーです。
マチュア時代に全勝の記録を持ってプロとなりました。

いま、調べましたら、

マチュア時代は、 87戦 87勝 無敗

でした。

そしてプロになってからは、

48戦 46勝 (38KO) 2敗

そして、今日、その「ローマン・ゴンザレス」も世界タイトルマッチをやるはずだったんですね?
政情不安で、ビザの取得ができず、タイトル戦が行われなかったとのことでした。

興毅の選ぶ相手は、とんでもないボクサーばかりです。

さて、もし「ローマン・ゴンザレス」との対戦が決まったとしたら、
今日のように、

「負けるわけがない。だって勝つんだから」

これを、どこまで本気になり、どれだけ本物のイメージを浮かべることができるかどうかだと思います。

さて、次は僕の番ですね。

興毅は、僕との約束を果たしました。

やることをやらなければ、イメージなどできません。
そう、やることをやらなくてはね・・・。

激戦区の福岡で四段に受かるのは、10人中3〜4人らしいですね。

やることをやらなければ・・・。

足にマメができたぐらいで、哀しくなっているようじゃダメです。


ASKA(2018/5/06 01:27)

 

 

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