すべての歌入れが完了しました。
昨夜、
「修羅を行く」
の、歌入れが完了いたしましたので、本日はオケの最後の見直しです。
「ここには、こういうハーモニーが入るだろう」
と、予測してオケを作っていきますので、ハーモニーを邪魔しないように、
ささやかな存在となるような楽器を選んだり、その楽器のメロディラインを考えます。
やはり、歌モノの主役は「歌」です。
その主役が出演しないところで、交代となる主役が「イントロ」「間奏」「アウトロ」などの楽器です。
歌中では、楽器は脇役とならねばなりません。
脇役の存在は、歌という「ドラマ」「映画」の中では重要です。
その脇役が目立ち過ぎたり、影になりすぎたりしてないかを判断するのが、
監督である僕の、本日の仕事です。
昨日、カバーアルバム「BookEnd」の「Good Night」の話をいたしました。
あの曲は「Beatles」の曲なんですよ。
「子守歌」
と、言われています。
ジョンでもポールでも、またジョージでもなく、
ドラムの「リンゴ・スター」が歌った名曲です。
編曲は澤近泰介です。
チカちゃん、ニヤリとしてしまう演出をやってくれました。
僕の曲に「おやすみ」という曲があります。
「Good Night」ですよね。
あのカバーした「Good Night」の間奏で、その「ニヤリ」に気がついてくれた人はどのくらいいるんでしょうね?
セルフカバーアルバム「君の知らない君の歌」の「明け方の君」でもやってます。
そういう「遊び心」って、これからも、失うことなくやっていきたいな。
もう僕の日常は、すっかり以前の状態に戻りました。
みなさんのおかげです。
本当にありがとう。
福沢諭吉の言葉に、こういう言葉があります。
「世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です」
その仕事を見て頂けてる僕は、幸せ者です。
「修羅を行く」
自画自賛作品になりました。
今月25日に、「Weare」より、配信です。
ASKA