「関東学生剣道選手権大会」から、戻りました。
僕は、常日頃、
「試合は勝たなくては意味がない」
と、言ってます。
もちろん、その考えが変わることはありません。
ただ、今日の試合に関しては、その言葉は使いたくないな。
学生たちは、素晴らしい内容の試合を見せてくれました。
7人で1チームとなる「団体戦」。
本日の参加校は、約90校でした。
1回戦は「4対0」で圧勝。
3人が「引き分け」で、4人が勝ったということです。
そして、2回戦目。
先のブログでお伝えいたしましたとおり、
2回戦は、今大会、
下馬評では、最も「優勝」が囁かれていた大学との対戦になりました。
結果、負けてしまったわけですが、
内容が素晴らしかった。
大将まで、勝敗の行方がわからない展開に持ち込みました。
相手校は必死でした。
おそらく「ノーマーク」だったのでしょう。
2回戦目で、その「優勝候補大学」と当たることがわかった日、
学生たちには、やや諦めムードが漂っていたのです。
しかし、蓋を開けてみれば、大将戦までもつれ込んだ。
敗戦したことで、責任を感じた学生の悔し涙がありましたが、
「悔し涙」を流せるところまで持ち込んだ学生たちを、心から賞賛したい。
負けはしましたが、監督の表情は健やかでした。
僕も同じでした。
本日の大会で4年生は、学生最後の大会となり、来年に向けて後輩にバトンを渡しました。
後輩は、
本日の試合により、俄然「目標」「期待値」が上がったことでしょう。
本当に、素晴らしい内容でした。
僕は、今後も、その大学で稽古をさせてもらいます。
来年が楽しみです。