音楽業界

最近、appleの「iTunes」が、配信事業から撤退するという噂が流れています。

 

きっと、そうなるでしょう。

 

現在、世の中の音楽市場は「ストリーミング」に流れています。

 

「聴き放題」

 

ですよね。

 

これが音楽のあり方となれば、アーティストもレコード会社も、みんな無くなります。

 

とうとう「才能」が、企業に利用される時代になってしまいました。

 

先日、ポール・マッカートニーが、

 

「このままでは、ミュージシャンがいなくなり、音楽がなくなる」

 

と、発言しました。

 

ミュージシャンの活動の原点であるライブハウスが、どんどん無くなっているそうです。

 

「自分の権利は自分で守る」

 

「Weare構想」は、そこにあります。

全てのアーティストは、個人商店を持たなくてはならない。

 

アーティストが、音楽をやるためには、それしかないんです。

 

「聴き放題」

 

音楽はサービス業ではありません。

 

今日、3曲目が仕上がると思います。

でも、これはデモ。

 

これを、完成された作品にまで持っていくのが大変なんです。

 

完成された時に、それまでの苦労がむくわれます。

もっと言うなれば、リスナーが喜んでくれた時が、その時。

 

それがあるから、新作への力が生まれるんです。

 

「聴き放題」

 

では、好みのアーティストを見つけることができますが、

もう、時代を象徴するヒット曲などというものは生まれません。

 

すでに、欧米では「個人商店」の時代に入りました。

 

日本のミュージシャンも、早くそれに気がつかなくてはならない。

 

近い将来、レコード会社は確実に無くなります。

その時に、路頭に迷う状態をアーティストが迎えるのでは遅いのです。

 

「NO MUSIC NO LIFE」

(音楽がなければ、私たちの暮らしはない)

 

素晴らしい、キャッチコピーです。

 

 

ASKA