ぃえい!!!

昨日は、夜7時に集合だったのです。
ま、この手の約束は「だいたい7時頃」という感じなので、おそらく8時頃までには来るだろうと思っていたところ、
恵美が7時前に到着。啓介さんの場合は9時までに来ればいいかなと。

ところが、啓介さん、6時と間違えてたのかと思うくらい7時に到着。

それからは、とりとめのない話で朝4時半くらいまで「大ぼけ」「ギャグ」「シリアス」「涙」を入り交じりえながら話は展開されました。

コメントの中に歴史上の人物「恵美押勝」の名前がありましたが、そうなんです。
恵美は「恵美押勝」の末裔なのです。

恵美押勝

というのは、藤原家でありまして、僕も「菊池一族」の末裔ですので、藤原家です。
「村上」姓も、確か藤原家です。

今、ここに来ていろんなミュージシャンが、やっと「音楽業界の危機」を語り始めました。
どこまで、危機と感じているかの大小はあるでしょうが、僕の読み、感覚では、ここまま行くと末期的な状況を迎えます。

極論を言えば、もちろんミュージシャンも音楽も、この世の中から消えてしまうことはありませんが、過酷な生活を強いられながら、やっと音楽をやれる状況を突きつけられることになるだろうと思っています。

音楽は心豊かに「愛」「希望」「勇気」を伝えなきゃ。
それを失っては、音楽に力はなくなります。

2時半頃に、恵美が、

ASKA さん、病み上がりですからそろそろ失礼しますよ」

すると、すでにベロベロの啓介さん、

「ホント、そうよ。身体は気ぃつけにゃいかんよ、なら、これ一杯だけ飲んでから帰るけん」←すでに2時半
「いいよ。気にせんで。」
「なら、ASKAも一杯だけいこうか?」
「オレは飲めんって。まだ、アルコールは禁止やから。」
「あ、そうやったね。半分にしとうこうか?」
「ダメだってば」

アルコールというのは、24時間身体に回っていますので、量は関係なく、たとえキャップ一杯でも同じなのです。なので、1週間に一日はアルコールを抜かなくては、いわゆるアルコール中毒になると言われています。
とくにケガなどをしている場合、絶対にアルコールを摂取してはなりません。傷口が化膿してしまうんです。

そして3 時半・・・。

「あ?ASKAやん。ここはどこね?」」
「東京です」
「また、ASKA オレばいじってから・・・。ここはどこね?」
益城町(熊本震災で、いちばん被害が大きかった町)。 あんたが生まれたところ。」
「あはは。またぁ。オレは東京に住んどうとよ。」←それは、分かるんかい!
「よし、それ飲んでから、今日は終わろうか?」
「ぃえい!!一杯飲んでからにしようかね。ASKAも病み上がりやけん。痛かったろう?」」

そこで、切除した「盲腸」の写真を見せました。

「なんね?この辛子明太は。デカかねぇ!?」」
「オレの盲腸」
「えっ!!?? 切ったとね!!??」
「△×○T$%D◇・・・」

恵美が、

「啓介さん、そろそろ帰りましょうか?」
「恵美は、薄情かね。ASKAは病み上がりよ」←あんたがいちばん分かってない

とは言え、僕はぜんぜん大丈夫だったのですが、啓介さん、かなりおイキになってましたので。

「今日は、楽しいかー!!」
「楽しかったねぇ。また、おいでよ」
「よし、もういっぱい飲んでから帰るけん。恵美も長居したらいかんよ」←あんたが言うかい!?
「ちょっと、トイレに行ってくるけん。オレの悪口、言うたらいかんよ」

で、約1分後・・・。

「誰か、居るぅ!?? ここはどこねーー!!??」
「そっちは、仕事部屋。啓介さん、リビングはこっち、こっち!!」
「あ!!??ASKAやん。何で居ると?」
「あんたが、オレの部屋で道に迷っただけ。」
「ここはどこね?」
「ハワイ・・・。」
「ぃえい!!」

で、4時半。
タクシーを呼んで、

「恵美、頼んだぞ。運転手さんに行先を伝えるまで、オマエの仕事だぞ。」
「わかりました(大笑)」

玄関で、靴を履くこと1分・・・。

と、まぁこんなことを言ってますが、僕は啓介さんのそこいらのミュージシャンでは、到底追いつけない音楽センスを深く認めておりますし、大好きな人。本当に愛すべき人です。

ふぅ・・・。

そして、テーブルの後片付けをしようとしていましたところ。

えっ!??

そこには、手袋とバッグがありました・・・。忘れ物です。
そして、そのバッグにはカギが付いていました。
明らかに、ドアを開けるカギ・・・。

啓介さん、部屋に入れないじゃん・・・。

で、直ぐに電話を入れたのです。

「もしもし。」
「オレ、ASKA
「あーASKAやん。元気にしとうね?」
「今まで一緒でした。」
「誰と?」
「オレと恵美と、啓介さんと。」
「ホントね?」

ダメだ、こりゃ・・・。

「啓介んさん、タクシーの運転手さんに代わって。」
「誰?」
「運転手さん。」
「何で、車に乗っとうの知っとるん?」
「あんたのことは何でも分かる。」
「すごかねぇ。愛やね。ぃえい!!」
「はい、ぃえい・・・。代って」
「また、わからんこと言いよる。運転手さんはASKAの友達ね?」
「そう。親友。」

運転手さんに、事を説明してUターンして、もう一度、僕の家まで戻って来て貰ったのです。

到着しました。
ドアが開きました。

その時の啓介さんの顔・・・。

「どげんしたと!!??なんでASKAがココに居るん?」」

どうやら啓介さん、自宅に着いたら僕が居たと思ったみたいです。

ASKA、オレんところに遊びにくるね?」
「いきません・・・。」
「運転手さん、ありがとうございます。行き先はご存じですか?」
「はい。先ほどお連れの方からお聞きしてますので。」
「じゃ、途中どこかに行こうとしても、聞こえないふりして真っ直ぐ運んでください。」
「わかりました。」
「途中、わけわからない質問されても、『ぃえい!!』 って言ってくれたら大丈夫ですので。」
「なんね?ふたは知り合いね?」
「そう。親戚」
「世間は狭かねぇ。」
「あんたの周りは、みんな親戚」
「ぃえい!!!」

の、

「え」

で、ドアは閉まり、僕は車を見送りました。

また、ね。
天才。

天災
のようなできごとでした。

しかし、本当に楽しかった。

恵美、お疲れ。

啓介さん、
違う意味で、お疲れ。

お疲れ様、自分・・・。


本日、締め切りです。
駆け込み投票、一気に増えてます。

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ASKA (2018年2月28日15:44)

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