ない!!ない!!!

ここに引っ越しをしてきてから、約2年が経ちました。

著書「700番 1巻」で、書きました。

7〜8年前に、友人から「酸素カプセル」を、安く譲ってもらいましたので、
それを、大変愛用していました。

カプセルに1時間ほど入ると、疲れが取れるということで。

北海道日本ハムファイターズ」のピッチャー「斎藤佑樹」選手が、
甲子園に出場したときに、俄然話題になりましたよね。

「酸素カプセル」の理屈はこうなんです。

我々は、普通に息をしています。

そのカプセルの中に入り、スイッチを入れると、

カプセルの中が、空気でパンパンになります。
それでも、空気を送り続ける。

そうすると、例えば「10」の大きさの酸素の分子は、

どんどん送られてくる酸素によって、行き場がなくなり、
カプセルの中で、圧縮され、そして圧縮され、

とうとう「1」の大きさになってしまいます。

これは例えですよ。分かりやすく説明しています。

そうすると、カプセルの中では、

1回息をする度に、10倍の酸素が吸えるわけです。

つまり、酸素を取り込む量が「10倍」となる理屈です。

この「酸素カプセル」の歴史は結構昔でして、

ロシアなどでは、すでにアスリートに使用していました。

ある一定の時間(約1時間)が定められていまして、
それを過ぎると、今度は逆に「活性酸素」が増え、

身体が疲れやすくなるとのことです。

その使用は多岐に渡りまして、

「ケガ」「骨折」

などを、早期に回復させる力があると言われています。

「抜歯」後の回復も早いようです。

僕は、一時、3年間にわたり眼圧が上がり続け、
緑内障」と診断されてしまいました。

「このままでは10年後に失明のおそれがある」

と、宣告され、気持ちが真っ暗になり、

とうとう大学病院で診察を受けることとなってしまったのです。

もちろん、3年間眼圧が上がり続けているカルテと紹介状を持って。

ところが、大学病院の検診では、正常な眼圧値でした。

当時、「緑内障」は、完治する病気ではなかったのです。
それだけに、医師は首を捻りました・・・。

そういう例がなかったからです。

「何か、されました?」
「いいえ、特に・・・」
「いやいや、眼圧が元に戻るなんてことはありません」
「戻ってるんですか?」
「・・・。そうなんです・・・」

ふと、過ぎったモノがありました。

「そう言えば、最近『酸素カプセル』を買いまして、週に2〜3回入ってます」
「えっ!??本当に効くんだな・・・。実は、先日学会で緑内障治療に酸素カプセルが有効らしいと発表されたばかりなんです」

この出会い、巡り合わせ、ビックリでしょう?

僕は、疲れを取るために購入したんです。

その「酸素カプセル」が、当時、治療法のなかった「緑内障」の眼圧の値を元に戻してしまった・・・。

何だか「生かされてるなぁ」と、思ったモノです。

今では治療法が見つかったようですね。

で、その「酸素カプセル」を、先ほど2年ぶりにセットしようと思いまして、ケースを開けたら、ない・・・。


「酸素カプセル」の中に敷くマットレスだけがありまして、

肝心の「カプセル」がない・・・。

ない。
ない・・・。

どこにもない・・・。

確かに、全部積んできたはずなのです・・・。

もう、2年も経っています。
今更、引っ越し業者に連絡してもないでしょう・・・。

もし、配送忘れでしたら、持ってきてくれてるはずですから・・・。

空気を圧縮するためのコンプレッサーは、あるのです・・・。
マットレスだけあっても、それじゃ、ただの敷き布団でしょ・・・。

部屋の空気吸っても、意味がない・・・。

朝から、

バタバタと「カプセル」のスペースを確保してケースを開けたら、

こうだ・・・。

知りません?

どなたか、僕の「酸素カプセル」知りません?

そこの占いの得意な人。

お聴きしますが、あなたの「水晶」に、僕の「酸素カプセル」が映っていませんかね?

2年間、放ったらかしでしたが、

いざ、無くなると、本人かなり焦っています・・・。

納戸もベランダも全部確認しました。

だが、ない・・・。
ない・・・。

疲れた・・・。

こんな時に入りたいのです・・・。

てか、どこにいったんだよ!!??

 

www.fellows.tokyo


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