Fellows会員決済方法追加報告

本日16時より、「Fellowsファンクラブ会員」の受付がはじまりました。
昨夜、遅くまでスタッフが、決済方法についての打ち合わせをしていました。


先日、お伝えいたしましたが、
みなさんにご負担のないよう「月会員」という初めての試みに向かっていたのですが、
ライブの先行予約に際して、その月だけ「転売屋」の入会が十分予想出来ましたので、
残念ながら、その試みを断念せざるを得ませんでした。

 

しかし、先ほど、カード決済に関しては、
分割での引き落としが可能であるという連絡を頂きました。
それにより、年会費は、2ヶ月分割でも12ヶ月間分割でも可能となります。
ガラケーガラパゴス携帯電話)以外、スマートフォンからも決済ができます。

尚、コンビニ振込での分割はできないとのことです。
うーん。それは残念でしたが、でも、ほんと、やってみるもんだ。

ご協力いただきました方々へ、心より感謝いたします。


ASKA

 

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「ファンクラブFellows」

ー4月9日(月)16時より、「ASKAファンクラブ “Fellows”」が開設となります。ー

はい。
今、僕も「News」で、確認いたしました。

半年、遅れとなりましたね。

この「Fellows」は、東証1部上場会社「m−up」さんが、引き受けてくださいました。
去年の10月オープンにおいて、課題となっていたことは、すべてクリアできました。

すべての方法で決済ができます。

開設に伴って、
環境が変わりますので、1日(そこまでかからないかな)ブログの更新が出来なくなります。

「TUG of C&A」の会員番号を、引き継ぐことはできません。

今後、何もかも、すべてが一新です。

1からのスタートです。

「Fellows」

その名のとおり、いろんなことを、みなさんと、いえ、「Fellows」と、作り上げていければいいですね。

今日も、打ち合わせを兼ねて、食事をしてきました。

大きなプロジェクトが動いています。
ぜひ、6月までには「Fellows」になっていただきたく思います。

年内に「あの言葉」を言わせてください。

 

Thank you for Fellows all of ASIA !!

OK!
I say that again!

Thank you for Fellows in the World!!

 


ASKA(2018/4/08 0:02)

 

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「Weare」ハイレゾ価格

暑くなりましたね。
もう一度くらい、寒い日に逆戻りすることもあるでしょうが、僕は、もう半袖で過ごしています。

今月4月10日に、手作業で製作された「DADAスペシャルチューニングハイレゾ対応スピーカー」、
最後の100台の販売です。

5月からは、一般市場に「DADAスピーカー」が、並ぶ予定でしたが、
先日、お伝えしましたように、製造工程の問題で、早くて7月からとなります。

5月から「Weare」において、ハイレゾ配信が始まりますので、
それまでには、「DADAスピーカー」の購入を希望される皆さん全員が、
ハイレゾ環境になればいいなと、頑張ってきましたが、そうはなりませんでした。

スピーカーの開発は、ビジネス目的ではありません。
遠くを見て、行なっていることです。

広がりに意味があるんです。

さて、国外から、ストリーミングの要望がありましたが、お断りさせていただきました。

「アルバムプロモーション」「アーティストプロモーション」としての参加ならば、許容内なのですが、
全ての楽曲となるならば、お断りです。

受信の状態により、楽曲が途中で止まったりしますので、
まだまだストリーミングは完成されたものではないと認識しています。

アプリケーションに保存された状態となった楽曲では、そうはなりませんが、
それではストリーミングという形態からは逸脱しています。

日本のレコード会社では、ストリーミングを水際で食い止めようと頑張ってくれていますので、
ぜひ、その姿勢を貫き、アーティスト、そして音楽業界を守るために頑張って頂きたいと思っています。

もう、世界ではアーティストはストリーミングを受け入れなくてはならなくなってしまいました。
ミュージシャンにとって、真冬の時代が始まりました。

それにより、一部のアーティスト以外、豪華なエンターテイメントはできなくなります。
ステージにお金をかけられなくなります。

お金をかけようとするならば、異常なチケット代となります。

「聴き放題」は、アーティスト、オーディエンスの首を絞めることになるだけです。

「聴き放題」というビジネスで、収入を得る一部の会社。
粗末な音源を配信されて、それでも便利だからと入会するリスナーによって、
アーティストは極寒の音楽活動をしいれられます。

それらに勝つためには、これから迎える「ハイレゾ」時代に向けて、
ハイレゾ音源」を安価にする必要があります。

先日もお伝えいたしましたが、1曲540円では、オーディオファン以外誰も買いません。

「Weare」での配信は「ハイレゾ音源のみ」にしようと、体制の変更を考えています。
どうぞ、ご心配なく。

「Weare」で、配信する「ハイレゾ 音源」は、通常配信されている圧縮音源の価格と、ほぼ変わりません。
ハイレゾ で聴くための変換も、手間がかかりません。

他の配信サイトにも70%の還元のところがありますが「Weare」では、残りの30%内に、
JASRACに支払う金額も含まれています。

「利益を追求しない」

この理念に基づいた「Weare」だからこそ、できることなのです。
「Weare」からの配信となれば、レコード会社の収益も大幅に上がります。

個人商店のアーティストには、最大、最高の配信サイトです。

間も無く「Weare」への問い合わせ先を公開いたします。

「Weare」は、アーティストたちが集まって、アーティスト自らが配信する、
アーティストのための配信サイトです。

ストリーミングを水際で守ってくださっています、国内の全てのレコード会社に感謝いたします。

そして、CDショップ。
今後、CDショップは、2倍3倍と拡大いたします。

今後、音楽の供給は、配信へと移行しますが、僕の構想では、CDショップは事業拡大となります。
今、まだこの場において、そのカラクリは公開できませんので、各ショップ様へは、
書面にてお伝えさせていただきます。


ASKA(2018/4/06 17:15)

 

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福岡

福岡に帰る度に思うんです。

どうなっちゃうんだろう?
この街・・・。

一年ほど前の情報ですが、いまだに人口が増えているのは、
「東京」と「福岡」だけなんです。

福岡は、何かを生み出すところのようです。
福岡拠点の企業は、どんどん増え続けています。

いわゆる「転勤族」ですね。
一度、福岡に住むと、福岡に家を構える人たちが多いんです。

福岡は都会。
でも、地方。

ほどよく都会で、ほどよく田舎。

そのバランスが、とてもいいんでしょうね。


実は、一昨日。
例の報道記者の方との「不思議な縁」を、ここで紹介したその夜、
友人に誘われまして、もう一度、天神近くで、「いなせなメンバー」と、お食事をしました。

全員、異種業の集まりでした。

実に、面白い。

若きベンチャー
「腸内環境ですべてが変わる」を、世の中に発信した有名医師。
医療器(主に産婦人科系)に、携わるやり手ウーマン(ミュージシャンでもある)
そして、その仲間たち(ゆとり世代ギリギリの若者もいた)
に、加えて僕でしょう?

医師との話は面白かったなぁ・・・。

実は、去年、人体に「新しい未知の臓器」が、あったことが発表されていましたが、
先月、また「臓器」と呼ばれるものが発見されました。

「免疫機能を支えるリンパの元」になる重要な器官です。
皮膚の直ぐ下にあったのです。

僕が、それを知っていたことから、話が盛り上がりまして、その器官の特殊性を教えて貰いました。

このブログで、僕は「持論」として、一般的に「脳」と呼ばれるものは、
臓器にも、そして細胞にもあると、お話ししました。

【脳】
https://www.fellows.tokyo/blog/?id=513
【縮図】
https://www.fellows.tokyo/blog/?id=668

その話を肯定してくれたのです。

「私も、そう思っています」

と。

ヒトの身体はネットワークですので、それを保存、そしてそこより指示を出しているのが、頭部にある「脳」です。

指示を受けたところにも、その指示を受けるか受けないかの判断をする個別の脳があるはずです。
ですから、僕は「すべては縮図」という風に持論を展開いたしました。

これを、もう一度説明するには時間がかかりますので、上のリンクページを読まれてください。

ヒトの身体を、完全に解き明かすことができれば、宇宙の謎を解き明かすことができると思っています。

すべては「縮図」ですから。

物理学には「最新の仮説」となっている「ひも理論」というのがあります。
これは「次元」というものがついてきますので、なかなか難解です。

僕には「膜理論」の方がわかりやすい。

すべては、膜の重なりであるということです。

「核」に「核膜」が、あるように「細胞」には「細胞膜」があります。
しかし、その「膜」を、例えば「臓器」と唱えるならば、その膜も宇宙規模の膜で構成されているということです。

「地層」を思い浮かべるとわかりやすいと思います。

すべては、膜の重なりで、ひとつのものが形成されているということです。
その膜にも、記憶媒体となるものをもってるのではないかと思うのです。

僕は専門家でも、研究家でもなく、言うなれば「空想家」ですので、
あくまでも、僕の持論です。

大雑把に説明するなれば、

「身体が疲れたので、少し横になろう」

と、思ったとき、身体の内部が手を合わせて神に祈っているのをキャッチしたということ。

つまり、身体を構成する宇宙規模の存在にとっての神は、人間だということです。

横になった時に、それらは、

「神に願いが届いた」

と、思っているでしょう。

人間に触れているのは「空気」。
つまり「大気」という膜があり、そして宇宙との間に「オゾン層」という膜がある。

「すべては縮図」

ヒトの身体の中で、宇宙は説明できるはずなんです。

本当に

「不可能はない」

はずです。

「可能」と「実現」

は、同義語ですからね。

そうならないものを、今の人間が、

「不可能」

と、言っているだけだと思うのです。

「現実」 ≠ (ノットイコール)「不可能」

です。

未来に向かうごとに過去が分かるように、
宇宙に向かえば身体が分かるのでしょう。

ならば、身体の中に向かえば宇宙が分かるとも言えます。

そんなことを考えてしまう、ひとりの医師との出会いでした。

そうそう。
福岡って、これからどうなっちゃうんだろう?

本拠地を岡山に置く企業が増えてきてると聞きました。
歴史的に、最も災害を受けない場所だからだそうです。

「岡=丘」であり「山」という字が組み合わさって「岡山」ですからね。
ならば、
「福」と「岡=丘」が組み合わさった「福岡」も、何かあるのでしょう。

「いなせな集まり」の最後の時間は、ビルの屋上でした。
そびえ立つビル群・・・。

福岡は、これからもっと大きくなるのでしょう。


ASKA

 

www.fellows.tokyo

心って感じ合えるんです

先ほど、ASKAバンドのコーラスの一木と、福岡天神で別れました。

「送りますよ」
「いや、いいよ。いつも申し訳ないから」
「直ぐですって。駐車場、直ぐですから、行きましょう」
「ほら、車(タクシー)来たし、あれに乗るよ」
「今日は、一日空いてるんですから送りますってば」

いつも、一木は、そう言いながら、僕を家まで送ってくれます。
でもね。
やっぱり、そうはさせられません。

目の前にタクシーが来ましたので、それに乗りました。

ASKAさんですよね?」
「はい、そうです。こんにちは」
「ご自宅ですか?」
「ええ、そうです」
「わかりました」

ん?
以前、乗ったことがある車に、偶然出くわしたのかと思いました。

「私、〇〇の〇〇さんが、担当される取材の時に、いつも乗車いただいていたんです」

本当に、驚くなぁ・・・。
〇〇さん。
報道関係の記者さんなんですが、これまで、約40年の活動の中で、最も心に残った方です。

2016年の2度目の逮捕。
あのような状況で釈放をされたのは「昭和」「平成」で、初めてのことなんです。

それだけに、母の看病で福岡に戻って来ている最中も、
たくさんのメディアが、自宅前で、早朝から深夜まで、ひっきりなしに並んでしました。

友人をたどって、なんとか、コンタクトを取ろうとされる方。
直接、インターフォンを鳴らされる方。

みなさん、お仕事なのでしょうが、本当に大変だったと思うのです。
真冬ですからね。

福岡の冬は寒いんです。

しばらく家から出ることは、ありませんでしたが、
僕は、身体がなまってしまうと思い、さすがにこの時間はいないだろうと考えて、
まだ、暗い中、朝早くウォーキングに出かけました。

ちょうど、スマホの携帯用充電器が欲しいと思っていました。
帰りにコンビニに寄って、それを買おうと、スエットのポケットに、3000円入れてのウォーキングでした。

あんなに朝早かったのに、すでに数名のメディアの方が外に待機されていました。
その日は、特別寒い日だったのです。

マイクを向けられても無言で通そうと思ったんですね。
僕に、添って一緒に来られましたので、

「ごめんなさい。ウォーキングです。一緒に来られても困ります。戻って来ますので」

そう伝えると、直ぐに僕を一人にしてくれました。

とは、言ったものの、約2キロ歩くわけです。
ランニングマシンの、「早足設定」で、歩いて、20分です。

でも、その日は、ゆっくり歩きたかった。
なにせ、22日間、拘束されていましたので、久しぶりの自由からゆっくりと歩きたかったのです。

信号だってある。

40分近くかけて歩いたんじゃないかな・・・。
歩いていても、身体が温まらない。

それほど、寒かったんです。

家に近づくにつれ、僕の頭の中にはメディアの方のことが気になり出していました。
僕は、歩いているからいい。

待っている方たちは、凍えるほど寒いはずだと。
過酷な仕事だなと思ってしまいました。

そして、家の近くのコンビニに寄った時、充電器を買うのを止めようと思ったのです。
こんな寒い中、仕事と言えども、僕の、

「戻って来ますので」

を、聞いて、僕を解放してくれた方たちは、僕の帰りを待っているでしょう。
温かい缶コーヒーを買って行ってあげようと思ったのです。

「いい奴に思われたい」

そんなことは、微塵も考えていません。

帰りを待っているメディアのインタビューには、答えるつもりはありませんでしたので、
僕の発したあの一言により、期待をさせてしまった方々を裏ぎる行為をしてしまう。

僕には、メディアの人数が、はっきりと確認できてませんでしたので、多めに買おうと。
10本だったかな・・・。

充電器って意外に高いんですね。

それは、また後で買えばいい。

家にたどり着くと、やはり、待っていました。

あの時、僕は、なんて言ったんだろう?

「これ、どうぞ・・・」

だけだったんじゃないかな?

インタビューを、受けるわけには行きませんでしたので。

その後、直ぐに、一通の手紙が届きました。
丁寧に、真摯に、あの日のお礼が書かれてありました。

あの報道関係の記者さんからです。

内容は控えますね。
しかし、こんな方もおられるんだと・・・。

その方の名刺は、今も持っています。

その後も、数通、お手紙をいただきました。
本当に人となりが見えるお手紙でした。

それから、僕は、夏を迎え、例のMV収録をやることになりました。

ある連絡が、会社に入りました。
缶コーヒーのお礼の手紙を書いてくださった、その記者さんからでした。

東京に転勤となったとのことです。
スタッフから、それを聞かされた時、即答でした。

「お会いしたいよ。ぜひ、MV撮影に参加してもらいたい」

お会いしたかったのです。

楽屋で、お会いしたその記者さんは、頂いた手紙で、僕の胸を熱させたそのままの人でした。

数日前も、お手紙を頂いていたのです。

いつもなら、一木に送ってもらうところを、本当に今日に限って、断りました。
一木は、マネージャーではないんです。

バンドの仲間です。

その、今日に限って乗ったタクシーの運転手さんから、記者さんの名前が出ました。
福岡の人口は、200万人以上です。

そんな中で、心に残った人の名前が運転手さんから出たのですから、驚きを通り過ぎてます。

ASKA さんのお宅へは、何度も行ってるんですよ。〇〇さん、一生懸命でした。
  とにかく、応援したいと、一点張りでしたよ」

「あの日(コーヒーを渡した日)、いつもは物静かな方が、車に飛び乗って来て、直ぐ会社まで行ってくれと。
 それは、それは、大喜びされてました」

「そんなことがあったんですね」

「はい。あの方は、仕事に厳しい方なんです。私、あの人が大好きでして、事件で、ご遺族となられた北九州の方の家に、お花を届けに伺ったこともあるんですよ。なかなか、できることじゃない」

そうなんです。
頂く手紙は、そういう人だと感じる内容、そして、そう思えてしまう文字で埋められています。

今は、取材する人、される人の関係ではありません。
年内に実現しそうな、その場所へは、必ずご招待をさせていただきたいと思っています。

ぜひ、オーディエンスになってください。

心って、感じ合えるんです。


ASKA(2018/4/02 18:32)

 

 

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桃の花

昨日は、なんかいろいろありましたね。

午後から、88歳の父にMacの操作を教えてました。
僕もアナログで育ちましたので、父の戸惑いがわかるのです。

「こうすればこうなる」

ここまでは、アナログもデジタルも同じです。
そうなった後に「決定」をしなくてはならない。
「enter キー」を押さなくてはならない。

この操作に戸惑っています。

Mac Bookは、「マウス」が要りません。
トラックパッド」というものがありまして、その領域を1本指で、
軽く滑らせると、画面内をカーソル(矢印のようなもの)が、移動します。

そして、トラックパッドを2本指で滑らせると、画面がスクロール(ページが上下に動く)します。

父は、元々「Windows」を使っていましたので、操作方法の違いから、覚えるのが面倒というか、
苦手意識が先行してしまい、去年の夏にMacがお目見えしてから、あまり使ってなかったんですね。

今年に入ってから、電源が入らなくなってしまいました。
apple storeに連絡しますと、翌日に宅配業者を寄越してくれました。

検証の上「軌道障害」を認めてくれました。
すぐに新品と交換をしてくれましたので、今、父は88歳の手習いをやっています。

僕はMacを30年以上使用していますが、そのようなトラブルは初めてでした。

90歳でMac使いの、今や「日本の宝」、グラフィックをやってのける、
西本喜美子さん、通称キミちゃんに、追いつけ、追い越せです。

今日も、これから講義です。
パソコンは、機能など知らなくていい。
やりたいことをやるために「こうすれば、こうなる」だけを、覚えればいいんです。

夜からは、剣道の練習に行っていました。
僕は、これまで勝つ剣道しかしてきませんでしたので、
今年8月に迎える四段の昇段審査に向けて、風格のある剣道にスタイルを変えなくてはなりません。

相手の攻撃に動じない動きを覚えなくてななりません。
長年染み付いた自分の剣道です。1本たりとも、相手に与えたくない意識が先行してしまい、
スポーツ剣道となっていますので、風格を感じさせる武道となる剣道をしなくてはならないのです。

10年以上ぶりでしょうか、父とも剣を交えました。

父は、年齢別で70代の時に全国チャンピオンになり、去年7度目の優勝を果たしましておりまして、
目下、記録を更新中です。

今年、6月に、また武道館へ行くと公言しておりますので、8度目の優勝に向かっています。
もう、日本の剣道界に、父の記録を抜く剣士は現れないでしょう。

練習を終え、帰ってまいりましたら、22時ごろに友人から、

「オマエ、何しようとや?」

と連絡があり、1駅となりで同級生がやっている店に集合。
去年まで、マネージャーをやってくれていた祥太も駆けつけ、2時までワイワイと。

みなさんには、お伝えしていましたが、ボクシング元チャンピオン「亀田興毅」が、
引退をしてから2年半、リングに戻る、その復帰戦の相手の発表をしたのです。

「AbemaTV」において、その模様が生放送で行われました。

5人の友人、そして、その場に居合わせたお客さん全員で、その光景を観ました。

「おー!!亀田興毅に戻っとる!!よかねぇ!!また、狂犬になっとるばい!!!」

こちらのお店の盛り上がりの方を、生放送してもらいたかったくらいです。

相手は、元WBC世界フライ級王者「ポンサクレック・ウォンジョンカム」。
タイの日本人ボクサーキラーです。

興毅が、負けた相手です。

亀田家が、日本ボクシング界から追放されたのは「ポンサクレック」に負け、
それにより引き起こしたことが原因でした。

以前、興毅と対談したときに、

「もう、やりきりました」

と、言ってはいましたが、その後プライベートで会うようになり、
興毅の中に重く真っ黒な塊となったものがあることに気がつきました。

興毅が、それを僕に語り出した時、興毅が自ら閉じ込めていた気持ちの蓋が開きかかったんです。

僕にも、同じようなものがあります。
高校生の時の、北海道代表になったインターハイ選手止まりなんですよね。

あのまま、続けていたら、今、七段にはなっていたでしょう。
日本一を目指してやっていましたからね。

音楽をやり始めて、いつしか剣道から離れてしまいました。
その間、いつも勝ったり負けたりしていたライバルたちは、七段、八段となり、
何らかの大会で、皆、一度は日本一を取ってるのです。

興毅と話をしながら、自分の中にも「黒い塊」があることに気がつきました。

マスターズで、父と同じように、一度は日本一になっておかなくては・・・。

その胸の中の「黒い塊」を、告白したのは、僕が先でした。

ASKAさん、僕も、どついておかなくてはならない奴がおるんです」
「誰だよ?」
ポンサクレックです」

まぁ、驚きましたね。

タイの英雄、元チャンピオン。
97戦90勝(47KO)5敗2分

2014 年に引退をしたのですが、引退の理由は年齢ではなく、家族の理由だと。
理由は語られておりません。

引退後も、練習は続けていますので、ポンサレックは試合をやらない現役選手です。

「興毅、やるか?」
「やります。その代わり、ASKA さんも四段、日本一を取ってください」

僕が、興毅を復帰させたのではありません。
話をしているうちうに、興毅に火がついたのです。

その日を境に、興毅は、好きなお酒を一滴も飲んでいません。
これまで経験したことのなかったスポーツ科学を取り入れたトレーニングを始めました。
先日、見学した時に、驚いたのです。

現役の時より、数段パンチ力が増していました。
破壊力が備わっていました。

だからと言って、勝てるわけではない。

もちろんリングに上がるわけですから、勝ちに行くでしょう。
しかし、興毅には、もっと大きな理由があります。

自分の人生に、そして胸の中に居座り続けてる「黒い塊」を取り払うためにリングに上がるのです。

記者会見の後、すぐにメールがきました。

「必ず、最高のコンディションに仕上げます。当日は、カッコいい亀田興毅を見せます!」

興毅、カッコいいのは勝つだけじゃないんだ。
「黒い塊」を認め、それを取り払う人生に向かったことがカッコいいんだよ。

オレが武道館に立てるのは2年後。
その時には、オレがカッコいいところを見せるよ。

今日、実家の庭に出ましたら、桃の花が咲いていました。

いつかここで、お話しした桃の木です。

僕が、食べ終わった桃の種を、縁側の庭に放り投げたやつです。

誰も気づかぬ間に、雨に打たれ風に吹かれ冬をしのぎ、その生命力で地中に根を伸ばし、
今では、実家の庭の象徴となっている桃の木です。

雨の降らない夏もありました。

「もうダメだ」

と、諦めそうになった時もあったでしょう。

生き抜く力。

こんなに綺麗な花を咲かせています。

今日の僕には世界一綺麗な花です。




ASKA

 

 

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