突然、身震いしながら鳴り出すスマホを見つめる私とマッキー。
「はい。」
「もしもーし!!アカが!アカがー!アーカーがー!」
「アスカですが・・・。」
「とっー!トッー!トォー!」
「今、東京です。」
「とー!とれないぃぃイーーーー!!!!!」
「なーんだ? メッケンか(笑)」
「わ、笑って・・・る・・・わネ・・・。」
「いったい、どうしたっていうんだい?」
「マー!マーー!まぁー!!」
「マッキーと一緒です。」
「まっかっかぁーなのーー!!!!」
「お、教えなさいよっ!!!!」
「1958年2が」
「だ、誰が、ま、真夜中にたんじょーび聞くのよ!!!!」
「福岡県おおのじょ・・」
「いーやめなさい!!!!知ってるわよ!!大野城市でしょ!!!」
「◯✖️%🔲&△$ッK=〜🔶#””#H(+』PUUーーーーー!!!!!」
プチ・・・。
「なんや、叫んどりはりましたなぁ?」
「ああ。とりあえず切った。マッキーにも聞こえた?」
「眉間の筋も、よー見えました。」
「困ったもんだね。真夜中に。」
「最後の悲鳴はなんどす?」
「なんかね。ペイントの落とし方を教えろって言ってるんだと思う。」
「真夜中に、堪忍どすなぁ。」
「バラまいてやるって興奮してるんだよ。」
「なにをどす?」
「オレの、Red昼姿を・・・。」
「赤どすか?」
「ばら撒かれてもなぁ・・・。」
「メッケンはん、PUUーーーって叫ばはる時は用心どすえ、イレブン兄はん・・・。」
「朝までに、なんか動きがあるかもしれないな・・・。」
「くわばらくわばら・・・。」