ROCKET TOUR

昨日、一枚のBlu-rayディスクが出てきました。

 

「ROCKET 」

ASKA CONCERT TOUR 12>>13」

 

と、書いてありました。

実は、もうすでに編集を終え、完成品になってるんです。

マスターディスクです。

 

前に所属していた会社と僕が、1枚ずつ持っています。

 

1曲めは「UNI-VERSE」からだったんですね。

2曲めが「SCRAMBLE」

 

そして「朝をありがとう」

 

コーラスの「藤田真由美」が、

 

「振り付け、勝手にやっちゃっていいですかぁ?」

「もちろん。ASKAバンドは全員が主役だからさ。」

 

国際フォーラムのお客さん、

その振り付けにノリノリになっちゃってます(笑)

 

バンドはもちろん、照明は、さすがに素晴らしいですね。

この照明のプランナーは「C&A」「ASKA」ライブ、全てをやってくれています。

 

毎年、「レコード大賞」のようなものが照明にもありまして、

10年連続で「1位」に選ばれた人物です。

10年連続を境に、そのコンテストのようなものを辞退し、自由気ままにやっています。

 

現在、アメリカのアーティストをはじめ、いわゆる「外タレ」からのオファーが多く、向こうに居ることが多いのですが、僕のライブの時には、必ず、帰国してツアーに参加してくれてます。

 

なので、皆さん「照明が素晴らしい」と、言ってくださるのは、僕からしてみると、当然なんです。ワールドワイドな照明ですので。

 

僕がライブにおいて、いちばんお金をかけるのは、

「照明」と「バンド」です。

 

これは、引けないんですよね。

 

「照明」は、空間を別次元に誘う。

そして、バンド全員は「主役」。

 

本気で歌うから、メンバーが本気になる。

本気の演奏をされると、負けじと本気で歌う。

 

このバトルが集中を生み、

オーディエンスを引っ張ってゆく・・・。

 

つい、最後まで観てしまいました。

 

この春までに、リリースしたかったな。

 

僕が権利を買い取ることで、合意できていたのですが、

土壇場で「権利は渡さない」と、いうことになりましたので、リリースできないことになりました。

 

「DADAレーベル以外で、秋以降にリリースする」

 

とのことですので、今度は、僕が断りました。

 

僕の承諾がなければ発売はできません。

 

秋には、もう新しい作品のリリースを予定してします。

新しいリリースものの中に、古いものを新しいものに混じらせて、

まるで新作のような顔で紹介されるのは、僕のプロデュース感覚に相反します。

また、短いスパンで、皆さんに浪費させることになってしまうことへの懸念も生まれました。

 

僕の活動の歴史の中でも「お蔵入り」となるのは、初めてです。

 

しかし「お蔵入り」には、もったいない。

ならば、秋以降、もう一度交渉して、僕が権利を買い取り、

地上波以外で、丸々放送することも考えています。

 

どういう形になるのかはわかりませんが、「ROCKET TOUR」を皆さんに観ていただけるよう、今、スタッフが引き続き、前会社と粘りの交渉をしてくれております。

 

僕は、

 

「今、この時」

 

そして、前だけしか見ていません。

 

而今

 

ですから。

 

さて、今日も一日、曲作りです。

うん、感じいいですよ。

 

 

ASKA