黄昏を待たずに

今回、先行予約特典として、初回盤だけに収められています。

 

歌入れの作業は朝まで続きました。

それをリリースしたのは約30年前ですからね。

 

「次のカーブが来たなら キスをくれないか」

 

いやもう、照れるわけです。

 

さて、コーラスワークはどうしょうかと。

C&Aでの良さを残しながら、今の楽曲にしなくてはならない。

 

ただ、高い声はあの頃より出ますから、

爽やかでも肉厚のあるハーモニーをつけました。

 

以前の「黄昏」にはなかったフックとなる部分は、

FUJIが歌いました。

 

今日の作業はこれからです。

もう、完成形といえばそうなのでしょうが、

 

「今、僕が歌うならば」

 

これを大切にしたいのです。

ちょっと、やりたいことを思いつきましたので、

それを、今から行います。

 

リメイクは、往々にしてオリジナルには勝てません。

それは、勝てないのではなく、聴かれたリスナーの中に、

思い出が詰まっているからです。

 

でも、作り手としては楽しいのですよ。

 

「聴き手も楽しい」

 

そうなるよう、やってみますね。

 

これからスタジオのドアを開けます。

 

ASKA