良い宴会でした。
先生たちは、六段、七段ばかりの方達です。
先ほども書きましたが、僕を四段に合格させるために、僕の時間に合わせてくれての稽古でした。
四段合格の報告後に、実は「今年の昇段審査は見送って欲しい」と、
言われていたことを、ここでお話しいたしました。
ですので、僕は「不合格」を覚悟して、今回は、審査を受けるだけの気持ちで臨んでいたのです。
当日、僕の実技審査の直前に、耳打ちをしてくれた先生がいました。
「メン、メンだけを打ちなさい」
振り向いては見たものの、知らない方でした。
しかし、そう伝えてくれたからには、僕にも「合格」はあると思えたのです。
その言葉どおり、僕は、実技では8割方「メン」のみに集中しました。
実は、その耳打ちをしてくださいました先生は、
今回僕に稽古をつけてくださいました諸先生たちの仲間だったのです。
(2018/10/10 0:15)
つづきは、