生まれ年のコイン
先日、僕のデビュー記念年のコインをいただいた話をしました。
「Fellows」で競艇選手の「山本兼士」君からでした。
実は、10日。
ツアー初日の京都で、
今度は、僕の生まれ年のコインを頂いていたのです。
僕は「昭和33年」生まれです。
33年の10円玉って発行枚数が少なく、なかなかお目にかかれないんですよね。よく探してくれたなぁと。
写真で上に並んだ3枚の真ん中。
ご存知でしょうか?
これ、50円玉なんですよ。
昭和40年前後生まれまでの方は、おぼろげに覚えておられるかもしれません。
もう、僕の幼少期には穴の空いた「50円」玉の方が多くなってきていましたからね。
兼ちゃん、正直に、
「この50円玉だけは、古銭ショップから入手いました」
と。
そりゃそうですよね。
この50円玉、今でもちゃんと使用できますが、これを相手が知らない場面では、「偽コイン」使用で、騒ぎになりかねません。
先月、デビュー年のコインをいただいたときに、
合わせて福岡のラーメン、
「うまかっちゃん」
も、いただいていました。
「うまかっちゃん」も、デビュー40年なんですよね。
これ、大学4年で東京に住みだした頃、
時々、両親が1箱、送ってくれてたなぁ・・・。
この「うまかっちゃん」は、記念物であっても、いつかは食べられなくなりますからね。
5個で1セットでしたが、もうすでに3個食べました。
「穴のない50円玉」を、お見せしようと思いながらでしたが、
今日、やっとそれができました。
12月10日「京都公演」。
その日、西暦では「坂本龍馬」さんの「誕生日」であり「命日」でしたから、ライブのリハーサル前に、ウチのスタッフ、そして兼ちゃんと共に、
龍馬さんが斬られて運び込まれた、
「霊明神社」
に行って、昨年から今年1年間の報告と見守ってくれた(勝手に思ってる)お礼をしてきました。
そこで、何となく疑問を持っていましたことの答えのような話を、
神主さんからお聞きすることができました。
ほら、僕は、全国ツアーにおいて、宿泊するホテルなどどこでもいいと思ってる中で、デビュー間も無く、京都だけは、ホテル指定をしてきたことをお話ししましたよね?
そのホテルだけは、なぜか安堵するような気持ちになったのです。
しかし、そのホテルは、京都に行かなくなった20数年の間になくなってしまったこと。
昨年のビルボードライブで宿泊したホテルが、そのなくなったホテルの跡地に建てられたホテルであったこと。
「僕にとっては、縁のある地であるようです」
と、書きました。
神主さんから、お聞きしました。
そのホテルは、幕末の、
「長州藩」
の、跡地に建てられたホテルだそうです。
神主さんからお聞きした、その後の話は、
その時その「霊明神社」にいたスタッフ、友人たちとだけ共有すればいいや。
「縁」って、必ずあります。
「いつかは音のないジェット機が空を飛ぶ」時も来るでしょう。
その時に、
「ああ・・・。これって・・・」
と思える自分でいられたらいいなぁ・・・。
ASKA
P.S.
昨夜、ロスから一時帰国した松本晃彦が遊びにきました。
お仕事の話を持って。
アメリカか。
実現は決心した時から、始まります。
いくつかの難関はあって当然。
大切なのは、そこに足を向けるかどうかです。
人生って面白い。