ふ〜・・・追記

終わった・・・。

 

先ほど、本日の宿題でありました、ハーモニーの作業が無事終わり、

1曲、完成いたしました。

 

これで、

 

「オレンジの海」

 

に、続き、本日、

 

「塗りつぶして行け!」

 

が、完成いたしましましたので、2曲目の完成です。

 

面白いことがありましたよ。

 

マネージャーでありマニピュレーターのFUJIは、

実は、アーティスト志望なのです。

元々、福岡で活動をしていた、若干弱冠27歳の青年なのですが、

その、仕事ぶり。そして、作曲能力、歌のうまさに惹かれまして、

どうせやるのだったらと、とりあえずマネージャーとして、東京に連れてきたのでした。

 

僕のレコーディングでは、マニピュレーターとして参加していたのですが、

やはり、根はアーティストでありますので、うずうず、していたのでしょうね。

 

「塗りつぶして行け!」の、ハーモニーも、

後、サビだけというところにさしかかっていました。

 

実は、この曲のサビハーモニーは、女性ボーカルで行きたかったのです。

しかし、来ましたよ、 FUJIが。

 

「僕に、やらせてもらえませんか?」

 

僕は、昔からそうなのですが、若いスタッフや、マネージャーなどが、

「これをやりたい」と、申し出た時は、必ず、受けるようにしています。

そうですね。そのような場面で、跳ね除けたことは一度もありません。

「それはないな」と、内心思ったとしても、受けるようにしています。

頭ごなしに却下では、勇気の芽を摘むことになってしまいますからね。

僕の中で、人を育てる時に、とても大切にしていることです。

「僕に歌わせてください」と、言ったFUJIは、相当の勇気だったでしょう。

 

「やってみるか?」

「はい!」

「この曲には、女性コーラスを考えているので、仮歌にしかならなくなってしまう

 よ。」

「それでも、構いません。もう、半年近く歌っていませんので。」

「わかった、やってみな。」

 

ヘッドホンをつけて、マイクの前に立ったFUJIの背中から、幸せ感が溢れ出ているのを感じました。実のところ、僕はCHAGEより、高い声が出ます。

CHAGEの声は、高音に馴染む性質をしていますので、高音を担当しています。

キラキラとした、声の成分を持っていますからね。

 

今日の「塗りつぶして行け!」も、僕のメインメロディの上をハモるのは、

普通では、できません。僕は、ミックスボイスを使いますので、

同じようにそれができないことには、まず、無理です。

 

なんと、あいつ。FUJIは、やってのけました。

何より、歌うことの喜びを身体中で表現していましたので、その喜びの「気」は、

楽曲に込められました。

 

素晴らしいハーモニーをつけてくれました。

 

みなさんには「楽曲制作過程」を、聴いていただいていますが、

今日、完成した「塗りつぶして行け!」は、更に、数段良くなりました。

 

明日は(もう、今日か)「Fellows」の、ダビングです。

 

歌の入っていない段階を、みなさんに聴いてもらうのもありかなと、

これを書きながら思っていますが、今日、上手く行ったことによる、今の高揚した気持

ちによるものかもしれませんので、明日になれば「やはり、それはちょっと・・・」

と、なるかもしれません。

 

どうあれ、今日は、

最高の「塗りつぶして行け!」が、録音できたことを、

報告させていただきます。

 

もうすでに、ミックスダウンが楽しみです。

現在、作業過程のものを聴いていただいておりますが、

どうぞ、10/25の完成作品と、聴き比べてください。

 

これだけ変わるのだということを、お見せ致します。

では、ベッドにバタンします。

 

夜型のみなさんも、おやすもうね。

ありがとう。

 

ASKA

 

「若干」って、年齢では「弱冠」なんだ?

誤字脱字は、ぼくのIDですが、

これは、素直に、間違えて覚えてきてた・・・。

こりゃ、他でも、何度もやらかしてきたな・・・。

 

ご指摘、ありがとうございました。