27日か・・・。
明日28日になれば、あと10ヶ月で、いろんなことがやれるようになります。
ここに来て、自分を振り返ると「何もかも」とは言いませんが、
「やっぱり、自分の決断は間違っていなかった」
そう、思えるのです。
一昨年、僕の中に、ある「決心」が生まれた時、多くの人たちは言いました。
「まだ、動くべきではない。」
あの「決心」を、周りの声に合わせ、自分の中に生まれたものを押し殺していたとしたら、
今尚、何も始まっていませんでした。
「コンプライアンス」コンプライアンス、コンプライアンス・・・。
それを重んじるところは、その社風です。
執行猶予が明けたとしても、それを重んじるところは、僕とは仕事をしないでしょう。
僕に「決心」が生まれた頃、僕の前に立ち塞がった壁は、ぶ厚くビルのように高く、
向こう側の景色を遮断しました。
徐々に現れる景色を確認するのではなく、僕は景色を描こうとしました。
思えば、1年前はすべてひとりで、何もかもをやっていました。
僕にとっては「すべて」と言っても過言ではないくらい、
どれもこれもが初めてのことばかりでした。
今、僕のために働いてくれる社員の中には、
まだ、お給料を取らない者がいます。
もちろん、他の仕事もやっているからです。
しかし、どう見ても1日の時間の4/5は、僕に当ててくれています。
「会社が軌道に乗るまでは、いただきません。」
水面下で、いろんなことが走り出しています。
それも、そんなスタッフの努力、僕に向けてくれる情熱によって形となっています。
その形となるものは、これまで僕が経験したことのないくらい大きなものです。
何も知らない若い社員の中には、戸惑いで、上手く動けない者もいます。
いいんだよ。
僕だって、初めて見る景色なんだから。
たくさん戸惑え。
数日前に、僕と組むことを決断してくれた世界的な大企業が、
僕の先にどういう景色を見てくれているのか、僕には、まだわかりませんが、
失敗よりも成功の景色が見えているのでしょう。
「而今(じこん)(にこん)」
僕には、今、これしかありません。
「誰もやってないこと」を掲げるのは、それほど難しいことではありません。
それよりも、
「誰もやれなかったこと」
をやり遂げることは、本当に難しい。
「何も知らない君に何ができるんだ?」
戸惑いの若いスタッフを、嘲る者がいます。
僕は、その人に言いたい。
「では、知ってると言い切るあなたのやっていることが、
どれほどの人たちに笑われているかを知った方がいい。」
それは、もう、この僕が庇ってしまうほど。
僕のいちばん苦しい時に、僕を支えようと集まってくれた仲間、
そして、同士の「戸惑い」「失敗」にも、たくさんの人たちが協力してくれている。
「あんまりデカイことを言うもんじゃないですよ。」
もう、そんなにデカイことではなくなって来てるんだな。
なぜならば、たくさんの人たちの協力をいただき、向こう岸が霞んで見えていたほどの大河が、もう、小川ほどにしか感じなくなって来てるんだ。
「我成すことは我のみぞ知る」
今は、
「我ら成すことは我らのみぞ知る」
これが、僕の周りに育った合言葉。
全力で守り合ってるんだ。
もう、再来年のスケジュールを見据えて動いています。
それでも、どんな時でも、人は、
「而今」
現実は儚い。
しかし、
現実を受け止めることができていれば、
心は鋼になる。
今日は「ラジオ出演」です。
2週に渡っての収録です。
放送日は、また、お伝えいたしますね。
おはよう、寒い朝。
春を迎える頃の「寒い朝」は「清い朝」になるんです。