お昼ご飯を食べました。
朝から、大したことはしていないのですが、
お腹がね、やっぱり減るんですね。
僕は、お腹に何か入れば、それで満足なので、あまり食べ物には拘りません。
「美味しいものを食べたい」と、遠出をする感覚がわからないのです。近くで、サッサッとすませたいタイプなんです。
もちろん、美味しいものに出会ったときの感動はありますが、
それはそのときのもので「それを味わいに遠出をするか?」と、聞かれたら「いや、近くでいい」と、なってしまいます。
「ライブ」を「食べ物」と置き換えられてしまうと、何も言えなくなってしまいますけどね。僕にも、海外に足を運んでも、観たいアーティストがいますので、それを言われてしまうと「分からなくもない」と、言えますが・・・。
と、ここまで書いて、あの老人を思い出しました。
その人は、インド人なのですが、もう、70年くらい何も食べていないのではないでしょうか。
いま、調べたら、77年間でした。
僕は、その老人のことを、30年ぐらい前から知っています。
最初は「奇想天外」と、いう枠の中の存在だったのです。
半信半疑でしたから。
それから、数年して、アメリカの「ディスカバリーチャンネル」が、その老人にスポットを当てました。
「人間が何も食べないで生きてるわけがない。」
ディスカバリーのスタッフは、その老人の生活をくまなく写すために、あらゆるところにカメラを仕掛けました。
もちろん、トイレにも。
どこかで、何か必ず食べ物を摂取しているはずだと。
僕の記憶なので、曖昧ではありますが、約18日間ではなかったかな・・・。
老人は、回されているカメラの前で、何一つ口にしなかったのです。通常であれば、4日目を過ぎた辺りで、肌がかさついてくるはずだと・・・。何の変化も起こりませんでした。
「人間なんて、何も食べずに生きて行けるんだよ。」
老人が、笑って答えていたのが印象的でした。
スタッフは、老人の身体を調べるために、検診を行いましたが、
どこと言って身体の変調はありませんでした。
ただ、食事をしないわけですから、排泄もないわけです。
大腸から肛門にかけてが、退化しており、レントゲンで撮影すると、腸の末端が糸のようになっていました。
医者が言うには、
「信じられませんが、身体の中で光合成が行われているようです。」
なぜ、アメリカが興味を持ったか。
これを軍事として、利用しようという狙いがあったようです。
そうですよね。戦地に送られた兵士が、食料を必要としないのであれば、こんなに有利なことはありません。
最終結果は、
「人間、誰もができることではない。これは、特別な人だけが行えること。」
と、いう調査結果を残しました。
世界には、本当に不思議な人がいるものです。
現在、そのような人は数人存在します。
その老人は、大好きな紅茶を口に浸す程度に飲むこと。そして、水を少々ということでした。
万年、ダイエットで脳を占領されてしまっているあなた。そして僕。
1/3で良いですから、これができないものですかね・・・。
何も食べなくとも、77年間、元気いっぱいなのですから。
何だか、遠いところに行っても、美味しいものを食べてみたくなりました。
行くんじゃん・・・。