有意義な時間

昨夜は、ライター「吉見ゆうこ」さんの、紹介で、
「元大手広告代理店」に勤めていた人物で、

現在は、その会社を離れ独立し、「コピーライター」をやりつつ、経験を活かした様々な仕事をしている方にお会いいたしました。

非常に頭が柔軟な人でした。
彼は、僕より約10歳ほど若い人でしたが、彼は成功するだろうなぁ。

業界の話から、政治の話まで。
短い時間でしたので深掘りした会話はできませんでしたが、
会話の内容、話の意図をすぐにキャッチしてた。

自分のやりたいことが不動であれば、

もう達成のすぐ側まで来ているのと同じです

「ブレない」ということは、

「真っ直ぐに行く」ということではありませんからね。

「ブレない」は「信念がある」ということです。
「何が何でも決めたことは曲げない」と、いうのとは違います。

後者の方は、だいたい失敗します。
何故ならば、世間が見えなくなるからです。

例えば、見えていないように映ったとしても、それが本人の想定内であれば、動じませんからね。

大切なことは「柔軟さ」だと思います。

「自分が何をしたいのか」
「自分がどうありたいか」

これが明確であれば、多少の障害となる周りの雑音さえ心地良い。
とても波長の合う人と出会いました。

食事も終わりころに、先日、僕が「C&A」から脱退した話になりました。
彼が、それに触れたくても遠慮して触れないのがわかりましたからね。

なぜ、そうなったのかの話こそしませんでしたが、

「そんなことだろうと思っていました。僕の周りでも同じことを言っていました」
「そうなんだ?それは意外だったよ」

「近くにいる人」と「そこにいる人」は、違います。

「近くにいる人」とは、「近くで見ている人」と言った方が伝わりやすいかもしれません。

案外「俯瞰で見てる人」の方が、理解してくれています。

「出来事」に固執しているようでは、盲目です。

当の本人は「出来事」の連続をくぐり抜けているだけです。
その度、雑音は聞こえてきます。

でも、そのようなものは、

ただの「雑音」・・・。

誰よりも遠くを見ていることには、自信を持っています。

昨夜は、有意義な時間でした。

「吉見ゆうこ」って、僕より10歳以上年の離れたお姉さん。

デビュー当時、誰からも、

「あの人には、ちゃんと接するように」

と、言われたもんです。

切れ味の鋭い言葉で、バッサリと批評する音楽ライターでした。

C&Aデビュー当時、
ヤマハの宣伝が、僕らの名前「チャゲ&飛鳥」を口にした途端、

「何、そんな変な名前。私の前では、2度と口にしないで!!資料なんか、今後、持ってこないで!!!」

ヒドイでしょう?

それでもね、
すぐに仲良くなったんですよ。

僕は、まだ大学生の

「ど素人、なんちゃってプロ」

でしたからね。

21歳の僕にとって、

30過ぎの「怖い女性音楽評論家」は、何にも怖くなかった。

 

すぐに「タメ口」になり、仕事以外でも「姉さん」の家に遊びに行ったりしてましたからね。

周りの「ハラハラ」をよそに、気楽なもんでした。

「私、もうおばあちゃんでしょ?昔のような文章は、もう書けないと思ったから、すっぱり辞めたのよ。今はね、こうやってあなたに紹介したいと思った人物と会わせるのが楽しいのよ」

ずっと、続くな。
この関係は。


ASKA(2019/11/2 10:37)


P.S.

「そうそう。あなたが家に持ってきてくれた『浮かぶ地球儀』、あれ、最高。私の家にきた人、みんなそれを欲しがってさ。見た人、みんな、ウチでポチッと購入するのよ。あれ、イカしてるわねぇ」

いやいや、姉さんも、イカしてるってばよ。

 

www.fellows.tokyo

 

ASKA