関係各位、そして私の音楽を愛してくださる皆様。

 

 

29歳の時でした。私が結婚したのは。

あれから、ちょうど30年になるのですね。

 

そして、私も父親の仲間入りをしました。

 

「子供のためなら、命は惜しくない」

 

人の親になると、誰もが感じる思い。

子供が何歳になろうとも、それは変わりません。

 

いろんなことがありました。

 

妻は本当によくやってくれました。

一般人でありながら、たくさん嫌なこと、悲しいことを乗り越えてくれました。

今、振り返ると、耐えさせることの方が多かったのだと思います。

 

地球何周分もの感謝があります。

 

実は、先月。

私たちは、別々の未来に向かって歩み始めました。

 

皆様には、隠していたという気持ちはありません。

様々な事情により、黙っていなくてはならない時間が必要でした。

 

これにより、様々な報道がなされることになると思います。

 

「~を、よく知る人物」「関係者の話」

 

どれひとつ、真相となるものはないでしょう。

 

そういうものが、亀裂のきっかけになることもあるのです。

どうか、世間の皆様には、

「事実ではあるが、真実ではない報道」に惑わされないでいただきたいと願うばかりです。

 

理由は、お互いの胸の中にだけあります。

私たちは、お互いに、応援し合う仲でいることを約束いたしました。

 

「家族」「元家族」・・・。

「家族」という文字は、どちらにもあります。

 

消えることはありません。

そんな思いを抱きながら、別々に未来を歩く。

 

今は「感謝」しかありません。

 

関係各位の皆様、そして私の音楽を愛してくださっている皆様には、

このブログを以っての発表とさせていただきます。

 

妻は、いや、元妻は、もう一般人でもあります。

「前を向いて未来に向かって歩く」と、一言で言いましても、

やはり、まだまだ気持ちは陽の光が透けるような卵です。

 

メディアの皆様には、どうか、その気持ちを汲んでいただきたく、

その卵を突き割るような行動だけは控えていただきたいという思いでいっぱいです。

どうか、静かにさせてあげてください。

 

ありがとうございました。

 

これからも、よろしくお願いいたします。

 

ASKA

 

新しい道。

昨日の夜は、僕が心からお会いしたかった人と、久しぶりの食事会でした。

うーん、やっぱり唸ってしまうな、あの人には。

 

僕の考え方、モノの捉え方の基盤のさらなる下に、

石垣を造ってくれます。

 

今、皆さんが当たり前のように使っているモノ。

そんなかのいくつかは、僕の思いつきが形になったものです。

企業に話を持ちかけ、断られ、

その後、

 

「やはり、これはみなさんの生活を便利にする」

 

と、いう確信が、益々強くなりましたので、

1年後、もう一度スタッフを打ち合わせをし、企業へと足を運ばせました。

やはり、断られましたね。

 

その後1年ほどして、それは、その企業の製品?商品?ツール?として、

世の中に、公開されました。

 

おそらく、今では、誰もが普通にそれを利用しています。

 

悔しいか?

 

そうですね。当初はそうでしたが、今は、それほどでもありません。

世の中が、それをとても便利なものとして利用してくれていることに喜びを感じています。それには、強がりも、嘘もありません。

 

僕には、

 

「自分程度が思いついたことは、その瞬間、どこかで誰かが思いついている」

 

という、持論があります。

行動力を発揮して、それに向かった人が形を成すだけのことです。

 

そんなことが、数回、続きましたので、

反省というより「学習」ですかね。

 

現在、あることに取り組んでいます。

間も無く、その製品のプロトタイプ(試作品)が、届きます。

 

これができれば、現在、老人介護で大変な思いをされている家族の皆さんや、

それに従事されている看護師さんたちが、本当に助かるだろうな。

 

実は、それは、あらゆるものに利用できるのです。

 

昨日の、食事会は、まさに、そのために用意されていたかのようなタイミングでした。

 

「今、何よりも、いちばん必要なものだった。」

 

今度、そのプロトタイプを持って、その人の会社に向かいます。

 

僕は、ミュージシャンなので、音楽だけで食べていきます。

しかし、矢を放つには、それなりの資金が必要となります。

なので、今のプロジェクトに関しては「最極秘事項」と、赤字で大きく書かれた

ファイルを、皆がテーブルに乗せ、スマホの電源を切り、さらにそれを別室に置き、

そうして打ち合わせを行なっています。

 

「そんなことは、書かない方が良い」

 

と、言われる方もおられるでしょうが、

これを書くことは、それが行われていたことの証拠となります。

具体的なことも、お伝えしましたので。

 

すでにプロトタイプが、もう数日で届く状態となりましたし、

何らかの方法でアイデアを盗まれたとしても、他社の製品開発は、

もう間に合いません。

 

昨日、その人から、とても興味のある話がありました。

 

「頭が良くて、人として良い人」

「頭が良くて、人として悪い人」

「頭が悪くて、人として良い人」

「頭が悪くて、人として悪い人」

 

ASKAなら、どれを選ぶ?もちろん『頭が良くて、人として良い人」がいちばん

   だよ。さて、2番目が重要なんだ。どれだと思う?」

「その時の時世、目の前に抱えた問題で、それは変わるんじゃないですか?」

「変わらないんだよ。歴史において、『頭が良くて、人として悪い人」と、いう人物

 が、必ず問題を引き起こし、周りを、世の中をダメにしてるんだ。」

 

新しいことをやろうとしている僕が、

今、出会わなくてはならない言葉でした。

 

今日は、3つの仕事に、一日を費やします。

それと、今日中にお伝えしなくてはならないことがあるかもしれません。

 

ASKA

 

「10円。」 -7 - 完

前号までのあらすじ

 

大変だった・・・。

 

         

       「10円。」 第7章  完

 

「◯◯まで、お願いします。」

「よっしゃあ!イレブン乗車記念や!振り落とされんよう、しっかり、掴まっといてやー!!

 行っくデェえーーー!!!」

「はい!お願いします。ん?『掴まっといてや・・・』? 掴まる?」

「ぅわー!!!!な、何しますのん!! み、見えまへんがな!!」

 

後部座席で掴めるものは、運転手さんの頭だけだったのです。

       ↑ 

  やーい!( ̄▽ ̄) 盛った!盛った!!

後部座席と運転席の間には、パネルがありまーす( ͡° ͜ʖ ͡°) つかめまーせん!!

   ⏫

申し訳ないですが「ウケ」狙わせていただけませんか!?賭けてるんです。

       ↑

   書けてま〜す〜よぉ〜🤣 どうぞ、行っちゃってくださ〜い   

         ↑

          はい、はい、はい💢!!!

イレブン、続けます・・・。

 

 

「あはは。つい。東京は左側。関西は右側なので、こうかな?と。」

       ↑

     それエスカレーターです

 

「新しいでしょ?ね?ね?(笑)」

「いやぁ、かないまへんなぁ。イレブン(笑)」

「何や、楽しくなってきましたわ。よっしゃーああああっ!!

 アクセル踏みまっせぇ!!」

 

 

 

 

 

渋滞でした・・・。

 

 

 

 

 

大事なことを忘れてました。

 

「その痴漢がね。金がなくてむしゃくしゃして、僕のお尻を触ったと告白したので

 すよ。」

「わかりますわ・・・。」←なんでだよ!!

「このイレブン。困った人を見ると放っておけないのです。」

「それで?」

「財布の中にあった全額、10万円をあげましたよ。」

「そうやなぁ。10万円あれば、触れますよってな・・・。」←お前たちorz・・・

「私、イレブン。言いましたよ。」

「何と?」

「諦めるなよ。前部もお願いしなさいとね。ふふ・・・。」←はい。芥川賞落選

「男イレブンや!わしの思った通りの男や!いい話や。」

「(窓の外の景色を見るように)あいつ・・・泣いてたな。」

「あきまへん・・・。前の車がにじんでますわ。」

          ↑

BGM (音、うっすらとスタート)「悲しい色やね」歌 上田正樹

 

「そんなこんなでね。イレブン、今、一円も持っていないのです。」

「・・・?」

「いやいや、ちゃんと料金はお支払いいたしますので、どこかコンビニに寄っていただ

 けませんか?お金を下ろしてきますから。」

「💡!! イレブン!イレブンですやん!コンビニでっしゃろ!?

 イレブン言うたら、あーーーそこですな!!」

「はい。ローソンお願い致します・・・。」

「・・・。お、思った通りや!!」←この人のこれまでの生き方、凝縮されてます

 

そして、無事、ファミマを見つけ財布に10万円が入ったのです

    ↑

ツッコミたいですが、ひとまずヨカッタよかった

 

あの時の気持ち、あの時の安堵感は忘れません←わかる、わ、わかるよイレブン・・・

 

そして、ついに燦然と旗のなびく極秘サミット会場に到着したのです←ホテルです

僕は、穏やかな顔をしていました←一人称では使いません。

 

「やあ!イレブン!!」

「あー鈴木さん!!」

「おーい!イレブン!!」

「佐藤さん!!」

「イレブン!こっち、こっち!!」

「ひさっしぶり!田中さん!!」

「早いねぇ!イレブン!!」

「高橋さんこそ!!」

 

すでに、たくさんの秘密情報部員たちが、地球防衛軍の制服で集まっていました。

ヘルメットにネクタイが、りりしい。

 

「伊藤」「中村」「山本」「小林」「加藤」「吉田」「山田」

        ↑

   日本でいちばん多い名前です。スパイだろ!あんたたち・・・

 

「相変わらずだなぁ。イレブンは。その痴漢、一生感謝してるよ。」

「まぁ、この時代に生まれた僕の意味だからな。」

         ↑

 オマエ、10月25日リリースのNew Album。もう誰も信じてませんから

 

「それはそうと、先に受付で名前を書いてきなよ。」

「そうしよう。」

 

受付に向かいながら、何気に驚いてしまいました。

その日のサミットの多さに。

 

「◯◯の間 地球防衛軍極秘サミット」

◯◯の間 全国パチンコ屋 お祝いチンドン屋集団、持ち芸披露会

◯◯の間 全国おかまの会 ホモのけ姫」 元、恋人の夏樹は来てるかなぁ?

         ↑

    真実しか語らない週刊誌、ネット記事参照

 

一瞬、迷いましたが、帰国から、ここまでのことを整理し「極秘」というキーワードにより、頭の良い僕は、受付を間違えませんでした。

      ↑

  おい!間違えて、もう、オチ『完』にしろよ!!

 

受付嬢の前に立ちました。

 

「イ、イっレブン!!」

「そう、イレブンです。」

   ↑

オマエ、今日の11:05分に乗った新幹線で

「イレブンファイブ」に決まったんだよな!?

なんで、世界中が知ってるんだよ!!変だろが!!!!

今まで、どんだけ読者が我慢して来たと思ってるんだよ!!

 

「お名前と住所をお願い致します。」

 

僕は、2036年からの使者。先に僕を置いて帰っちゃったジョン・タイターから、

「これだけは忘れるな。迂闊なことは死につながる」と、言われていたのです。

 

書きました。

忘れてました・・・。

 

名前を書き込んだ後、同じく横にいた人がご祝儀袋を渡していましたので、

 

「あっ!そうそう。」

 

「カバンの中に入れておいた、5万円入りのご祝儀袋を手渡したのです。」

「・・・・。。。。。。。。。。。・・・・・・・・・・。」

 

固まりました・・・。

 

「ご、5万・・・円・・。じゅー・・・え・・・ん・・・。

 あった、あった、あっったっっあー!!!

       👀っ!!!

 な、なんでだよ!!しゃ、シャベルの手はなんだったんだよ!!・・・orz」

 

差し出したはイイが、手放せないご祝儀袋・・・。

受け取ろうとする受付嬢・・・。

 

お互いが引っ張り合う、ご祝儀袋・・・BGM  雷音・・・

イレブン、イヤイヤと顔を振りながら涙目・・・。

いやぁ、笑いました←オマエ、絶対、頭悪いです

 

僕のミッションは、身体を張ったギャグだったようです・・・。

 

      完・・・。

 

ご拝読、ありがとうございました。

 

次回。

 

「隣のおじいちゃん」

 

ご期待ください。

 

ASKA

 

おはようでございます。

Youtube急上昇」に、

 

「通り雨」

「オレンジの海 NEW ALBUM 作業過程報告」

「リハーサル」

 

の、3曲が、同時にランクインしたという報告が「Youtube」から、来てました。

 

今、起きまして、それに気がついたのです。

 

「リハーサル」は、すでに圏外になっていましたが、

そんな出来事が起こった時間帯があったようです。

 

何十万、何百万?動画の中からですから、これはもう本当にありえない出来事ですので、一緒に喜んでいただこうと、お伝えさせていただきました。

 

みなさん、

どうもありがとう。

 

 

ASKA

通り雨

ALBUM「Too many people」から、第7弾公開曲「通り雨」です。7月下旬の公開を予定していたのですが、本日2017/07/22日。「Youtube」に於いて、10/25日リリース予定の制作過程中公開の「オレンジの海」が1位を記録しましたので、それを記念して、急遽「通り雨」を発表いたします。今後もNewALBUM「Black&White」に収録予定の楽曲の途中経過報告をさせていただきたく、今後も、リリース日まで、出来立てホヤホヤのサウンド未調整のまま、発表させてください。

 

 

 

https://youtu.be/jXJ_XxnnGpo

 

 

ASKA

今まで、打ち合わせが延びてしまいました

ASKAオフィシャルサイト「Fellows」の打ち合わせでした。

 

申し訳ありません。

夕方ごろに公開と、お伝えさせていただきましたが、

 

「オレンジの海」

 

20時前後になりそうです。

 

お待たせして、申し訳ありません。

 

ASKA

ふぉふぁよ〜。

昨日、夜の入り口ぐらいの時間から、4,5人で、ワイワイやろうということになっていたのですが、

 

「あいつに電話してみようか?」

「それならあの人も」

「だったら、あいつにも電話してみようか?」

 

9時過ぎ頃には11人になっていました。

 

歴代マネージャー3人。そして現マネージャー FUJI。マッキー。

スタイリストの「十字架クニコ」改め「干ばつ焼死体」。

彼女が大学生の時に、会社でアルバイトしてくれていた時に、その仕事ぶりから、

卒業後、僕が、強引入社させた「デキル山越」。

「オレは今でもASKAバンドだ!」と、言ってくれる

レベッカ」のギターの「是永」(コレちゃん)&奥様。

光GENJIの「諸星」。

そして、今、僕をずっと追いかけて撮影をしてくれている「映画監督」。

 

もう、それはそれは、大騒ぎの夜でした。

玄関、靴だらけ・・・。

 

また、こう書くと、皆さんは

 

ASKAさんは、みんなに愛されてる」

 

と、言ってくれるのでしょうが、とんでもない。

あの光景は、

 

ASKAはみんなに荒らされてる」

 

としか、思えない・・・。

 

11人。

 

誰も、人の話を聞いていません。

 

「聞いてるふり」「適当にうなずく」「隙ができたら見逃さない」

11人全員が、自分の話をしますので、もう、何が何だか・・・。

 

そんな時間でしたが、みんながお口にチャックをしてくれたのが、

「通り雨」のMV。

新曲「オレンジの海」

の時でした。

 

「オレンジの海」

 

これは、昭和30年代の景色を、今、仕事に追われている人が、

ふと、あの頃を思い出している情景を歌った曲です。

2番の歌詞です。

 

 

折り紙たたんで紙の鳥 お腹が上手く膨らまない

真夜中に動き出すおもちゃたち 息を潜めて待ったけど何も起こらなかった

 

地球が丸いって いつ知ったのだろう

夜行列車が声を上げる

 

生きてるっていうことは 模様がいっぱい

パソコンのキーを叩いて 明日に追われる

 

 

まだ、音の調整も何もできていない「オレンジの海」ですが、

今日、夕方頃に、さわりだけをYoutube で公開してみたいと思います。

 

 

この「さわり」が、プロの仕事によってどうなるか。

どうぞ、皆さん、驚いてみてくださいな。

 

「DADAレーベル」は、どこからも、誰からも干渉されない、

「自由レーベル」です。

 

さぁて、今から!!

 

 

 

 

 

少し寝ます・・・・。

 

このオチ、確か、これで2回目の使い回しです。

 

ASKA

 

CHAGE

僕の人生において、

 

あんなに、薄っぺらい、バカで、イイかっこしいで、

その場限りの思いつきの言葉を、ドヤ顔で言う人間は知りません。

 

そんな、アホな奴と、70億の人間の中で、

よくもまあ、知り合ってしまったものだと、心から、嘆いているわけです。

 

なに?この不幸・・・。

 

70億の民の中でですよ。

 

これは、ある意味、奇跡だと思うのです。

きっと、これは、世界中見渡しても、僕だけだと思うのです。

 

「オレ、ちょっとウイーンに音楽の勉強してくるから」

「すごいな。お前の音楽、変わるかもしれないな。わかった。行って来い。無事でな。」

 

あいつ、ウイーンではなく、大分の湯布院(ゆふいん)で、芸者呼んで、温泉に入りまくりだったのです。

 

世田谷の天ぷら屋のおばちゃんから聞きました・・・。

一升瓶抱えて、温泉街のスナックで「二人の愛ランド」歌って、おひねりもらってたそうです。

 

なんだかな・・・。

1億枚発行の宝くじで、9千9百99万9千9百99枚が1等賞なのに、

その一枚のハズレを引いてしまったこの人生・・・orz

 

なくなくない・・・?

どうよ?これ・・・。

 

P.S.

 

なに、皆さん、勝手に良い風に捉えてるのですか?

これ、これ、

 

マジなんですから・・・。

 

この度「Fellows」の、ネットショップで、

一押しのグッズが販売されます。

 

CHAGEホイホイ」

「キンチョーCHAトリセンコー」

 

です。

 

 

 ASKA

そろそろ、おやすもうかな。

僕は、そう。

よく、人から言われるのですが、決して人付き合いが下手だとは思っていません。

 

上手いと言うと、また、別の誤解を生んでしまうので、

それは避けなきゃ。

 

僕は、人とつき合う上で、

信念と言うと、堅苦しくなりますが、絶対的に守っていることがあります。

 

それは、

どんな相手でも、どんな状況でも、

 

「相手を無視しない」

 

と、いうことです。

 

思えば、子供の頃から、そうだった気がします。

 

なので、

 

「放っておけばいいものを、ASKAいつも火中の栗を拾ってしまう」

 

と、言われてしまいます。

 

でも、この生き方って、一生変わらないと思うのです。

 

そんな僕ですが、50歳を超えて、やっと気づいたことがあります。

 

それまでの僕は、開かないシャッターの前で、

それが開くまで、何日も何ヶ月も待っていました。

そうすれば、やがてシャッターは上がります。

そして相手は、きっと、こう言います。

 

「いつから、ココに居たんだ?」

 

僕は、こう言います。

 

「いや、今、来たばかり。」

 

こう言えば、どちらも傷つきません。

もしかしたら、シャッターが壊れていて、

相手も、一生懸命シャッターを開けようとしていたのかもしれませんからね。

 

嘘でもいいんだ。

理由を言ってくれれば。

 

気がつけば、僕は人生の2/3のところに来てしまいました。

 

「時間は、流れてゆく、過ぎてゆく」

 

とは、言えない年齢になってしまいました。

この歳になると、

 

「時間は、消えてゆく」

 

と、思わなくてはなりません。

 

開かないシャッターの前で、声を枯らすより、

歌を歌って、声を枯らしたい。

 

生まれつき、本当に悪い人っていうのは確かにいるのでしょうね。

でも、僕の人生では、まだ、出会っていないな。

 

50歳を超えて、いや、この場合「越えて」だな。

それに気がついたとは言いましたが、そうそう変われるものではありません。

 

やっぱり僕は、こう言ってしまうと思うんです。

 

「今、来たばかり。」

 

いや、これは、さる相手との話でね。

 

CHAGE&ASKA

 

は、やりますよ。

いつか、きっと。

 

そのために、お互い、ソロ活動をしているわけですから。

ただ「今か、今か」と、みなさんを待たせるようなことはしたくない。

それだけなんです。

 

昨日の顔で、今日を迎えたくない。

でも、今日の顔で、明日は迎えたいな。

 

ASKA

 

Tug of C&A会員番号

僕らが「チャゲ&飛鳥」であった頃、独立した会報誌などというものはなく、

YAMAHAアーテイストの情報誌、確か「MUSIC CITY」と名付けられた、小雑誌のようなものの中の1ページで、僕らの情報は、届けられていました。

 

それほどヒット曲と、言えるものはなかったのですが、その頃の、皆さんの「お気に入りのアーティスト」という項目では、月を重ねるごとに、そのチェック項目の小さな四角のマスでは、僕らへチェックマーク「☑️」が増えていったのです。

 

僕らは「MUSIC CITY」から、独立する決断をいたしました。

 

いわゆる「ファンクラブ」と、呼ばれるものですね。

 

当時は、「ファンクラブ」=アイドル

でした。

 

アイドルとは呼ばれない先輩歌手たちで「ファンクラブ」のようなものを持っているアーティストは、業界を見渡しても5本の指で余るぐらいの数でした。

 

新人そこそこのアーティストが「ファンクラブ」を設立しようとしたのですから、

それはもう、大変な反対に遇うわけです。

 

「ファンクラブを立ち上げるのは悪いことではない。しかし、この流れの速い業界。

 ほぼ、5年でアーティストは消えてゆく。設立して、すぐに解散などという恥をかく

 勇気が、君たちにはあるのか?」

 

僕たちは、即答しました。

 

「設立します。」

 

そもそも「5年で消えてゆく」のが通常であるならば、5年で消えても恥ではないと思ったからです。

 

ファンクラブ「博多っ子」の誕生でした。

その時、僕たちは、僕たちのファンクラブにおいて

 

「僕たちだけがやる特別なもの」

 

を、模索しました。そして、たどりついたのが、

 

「会報誌を毎月発行する」

 

だったのです。

業界におけるファンクラブの会報誌というものは、半年に1回。多くて1年に3回でした。

 

無謀でしたね。新人アーティストでもありましたし、年会費も当然安く、会報誌の制作、郵送代だけで「とんとん」もしくは「赤字」でした。

 

会報誌は、皆さんご存知の「ミヨちゃん」による、手書きでした。会員の皆さんに、なんとか喜んでもらおうと、本当にいろんなことをやりましたね。

 

僕たちふたりを漫画にした「コッキーちゃんとポップちゃん」なんてのも、今では、本当に懐かしいなぁ・・・。

 

全イベンターから止められた、新人アーティストの型破りな活動。

 

「全国60本ライブツアー」

 

ヒット曲こそ恵まれませんでしたが、ライブは「sold out」。

会員は減ることなく、増え続けました。

 

そして、

 

「いつまでも地域性を引きずったファンクラブ名『博多っ子』では、良くない」

 

と、考えたのです。

 

ある時でした。友人たちと海に行った時のことです。

小さな船が大きなタンカークラスの先頭にいるのです。

 

「あれ、なんだろう?」

「あ、あれはね、湾内に入ってきた大型船を接岸するために(座礁などの事故を防ぐため)導くというか、引っ張ってんだよ。」

「あんな小さな船がタンカーを?」

 

当時、インターネットなどありませんでしたので、その小さな船が何と呼ばれているのかを調べるのに苦労しました。辞書で調べることもできないのです。

検索用語などというものもありませんでしたので。

とうとう、電話したのです。

 

タンカー会社に。

 

「タグ・ボート」

 

と、呼ばれる船でした。

小さな船がワイヤーで大型船を岸まで導くのだと。

 

僕たちふたりが、たくさんの(ファンだと言ってくれる)仲間を引っ張ってゆく・・・。

 

「これだ・・・。」

 

僕の興味は「小型船が大型船を引っ張ってゆく」ことよりも、

それをつないだワイヤーでした。

あの大型船を引っ張る「タグ(引っ張る、つなぐ)・ボート」のワイヤー・・・。

切れることのないワイヤー。

 

「絆」

 

ファンクラブ「博多っ子」は、

 

「TUG of C&A

 

と、なりました。

 

そんな「TUG of C&A」でしたが、実は、何度も運営の危機に直面していたのです。

良質の紙を使った会報誌。毎月の発行。郵送費。関わるスタッフの人件費。

 

これは、押し付けがましく受け取らないでくださいね。

1年に2回、3回、4回会報を発行している他のアーティストのファンクラブ年会費と、

ほぼ同等、もしくはそれよりも安価な年会費での運営は、すさまじく大変でした。

 

数え切れないくらい、相談を持ちかけられました。

 

「何とか、年、3,4回の発行にならないだろうか?」

 

と。

 

「例え、ページ数が少なくなろうとも、毎月の発行だけは続けたい。赤字が大きくなったなら、僕たちが歌って埋めてみせるから。」

 

35周年の時でしたかね。

ギネス申請をしたのです。

 

おそらく、世界中のアーティストで、30数年間、毎月会報誌を発行しつづけてきたのは、CHAGE&ASKAだけではなかろうかと。

 

残念ながら申請はとおりませんでした。

「運営」は「経営」のカテゴリーに入ってしまうと。

そうなると、100年以上経営している会社も多く存在するわけですからね。

 

その後、「年会費を上げない」は、やはり会社の負担となりましたので、

皆さんには申し訳なかったのですが、2回ほどですか?3回?

上げさせていただきました。

 

僕の起こした不祥事によって、僕たちだけのギネスをストップさせてしまい、

心から申し訳なく思っています。

 

現在「TUG of C&A」は、休止とのことですが、事件により、ロックダムとの契約を打ち切られましたので、休止とは名ばかりで、事実上は解散です。

 

僕は、ロックダムの株主ではありますが、現在繋がりはありません。

 

僕が、不覚にも涙を流してしまったのは、

事件後も90パーセント以上の方々が「TUG of C&A」に在籍をしてくれたという話を聞かされた時でした。

 

先日、今尚、在籍をしてくださっている会員の皆さんに、このブログを1冊の本にして、無償でお届けしたいと申し出たのですが、断られました。

 

理由は、現在関係性を待たないアーティストに、個人情報を渡すわけにはいかないと。

 

「ならば、本にまとめた状態で、お渡しするので、届けてくれないか?」

 

という交渉をしたのですが、

 

「届けられて迷惑する方もいる」

 

そうなんですよね。

ロックダムの判断は、社会の一員としての判断ですので、間違いはありません。

透明性を重んじた判断であると、受け取りました。

 

なぜ、このようなエントリーになったのかと言いますと、

「会員番号を失いたくない」と、思われている方々が、おられることを知ったからです。

 

早く、お伝えしなくてはならないと思いました。

 

10月に設立する「ASKAオフィシャルサイト」では、

その会員番号を引き継ぐことはできません。

 

全てが一新です。

 

設立に際しまして、現在の僕の状況を鑑みると、

まだ、有料会員を募ることはいたしません。

 

もう少し時間が経ってのことになると思います。

 

ひとりになりまして、その後、たくさんの出会いがありました。

加えて、昔の仲間が、戻ってきてくれています。

 

何もかもを受け入れてくれて集まってくれています。

僕の中は、

 

「なんてバカな、イカしたやつらなんだ」

 

と、思っています。

 

たくさんの感謝、そして、僕を応援してくださってる皆さんの温かさ。

 

 10月のオフィシャルサイトの名前は、

 

「Fellows」

 

です。

 

ASKA

 

ASKAバンド、すごっ!!!そして、本日、 5000万アクセス達成しました。

今日は、ありがたきも、都内のスタジオでのレコーディングでした。

とても温かく迎え入れていただきまして、録音には、福岡出身のエンジニアを配備してくれました。

 

13時からのスタートでしたが、18時までに2曲を録り終えてしまいました。

まぁ、通常ではありえない出来事ですね。

もちろん、完成ではありません。

リズムという屋台骨の録音です。

これまでの経験則により、24時は、軽く回ってしまうだろうと思っていましたので。

ここで、今日のうちに報告ができていることに驚いています。

 

ピアノ 澤近(チカちゃん)

ドラム 江口(エロリン)

ベース 荻原(メッケン)

ギター 鈴川(マッキー)

 

本日、古川(フルちゃん)が、アメリカから帰国します。

もちろん、アルバムに参加するために。

 

どれだけ、すごいミュージシャンとやっているのかを、

まざまざと感じさせられました。

 

それぞれ「あのミュージシャンのようになりたい」と、思われているメンバーですからね。

 

みなさんには、スタジオのスピーカーから飛び出してくる、彼らのあの生演奏を、

体験させてあげたいと、本気で思っています。

 

サウンド業界は、それに少しでも近づくことのできるよう頑張っています。

なので、ハイレゾ音源などというものが生まれたのです。

 

それでも、アナログレコードには勝てません。

 

耳の肥えたリスナーが、ここに来て、レコードに戻る傾向が市場に起こり始めています。

実際、レコードプレーヤーも、また復活してきており、各メーカーが製造に取り組んでいますからね。

 

僕の元にも「Too many people」の、レコード化の話が来ています。

 

本日の録音曲は、

 

「Black and White」

「Fellows」

 

でした。

 

彼らの演奏の屋台骨だけで、もう、他の楽器をダビングする必要があるのか?

と、思ってしまうぐらいの出来映えです。

 

演奏に負けぬよう、しっかり全力で歌いますので、

ぜひ、聴いてくださいね。

 

昨夜、

 

「通り雨」

 

の、MVが完成いたしました。

 

鮮やかな色映えです。

きっと、みなさんは「なんて綺麗なMVなんだ!」と、言ってくれるでしょう。

時期を見計らいながら、「Youtube」に、アップさせていただきます。

 

Blu-rayでは、もっともっと、綺麗になります。

 

僕を真ん中に囲んでくれた「Fellows」が、一斉に動き始めました。

そんな感覚になっています。

 

空って、こんなに青かったんだな。

ありがとな。Fellows。

 

誰かが、僕のブログのことを語ってましたね。

この期間で、このアクセス数は、ブログ史上、初めての出来事だと。

ブログを始めてから、今日で1年目です。誰の脚本なのかは知りません。

今日のこの日に、5000万アクセスとなりました。

 

f:id:aska_burnishstone:20170718213622p:plain

 

 

ありがとう。

みなさん。

 

ASKA

 

1000回目のライブが、ふるさと福岡だったのを彷彿させます。

みなさん、

 

「ブログ1周年おめでとう」

 

と、言ってくださってます。

 

以前、お話させていただきましたが、僕には、

 

「人の言うことを聞きすぎる」

 

と、いう欠点があります。

 

「ワガママ」「強情」「猪突猛進」

 

と、思われがちなのですが、

本当は「そうなれたらいいのにな」と、いう気持ちがあります。

 

確かに「強情」な部分があるのは、認めていますが、

それは、自分の勘による景色がはっきりと見えている時です。

振り返ると、そうであった時に、他人の意見を受け入れてしまい、

失敗となることが多くありましたので、今では、景色が見えている時には、

引かなくなりました。

 

新しいことに、または、例えば、商品でいうなら、新商品を大衆に流通させる時、

それを多数決で決めると、だいたい失敗します。

 

なぜならば、大半の人は「常識」「安全」そして、良い意味でも悪い意味でも、

「普通の人」だからです。普通の人は、社会において、最も必要な人間ではありますが、とかく大きなことに際しての決定には向きません。

 

なぜ、音楽において幅広い知識を持った「サリエリ」が「モーツァルト」に、勝てなかったか。ここに、答えは集約されているのだと思います。

 

こんな話があります。

 

ある分野において、世界的な地位を確立していた企業。

ある日、会議がありました。

すでに、安泰を手中にしていましたので、その会議では、

 

「我が社は、ブレることなく、今後もこれまでと同じように頑張って行こう」

 

と、なったわけです。その会社の内情を知らない人からは「さすが、素晴らしい」と、奉られるでしょう。「内情を知らない人」と、いうのは、つまり世間の人と、置き換えることができます。

 

しかし、その会議において、ただひとり、それに異論を唱える人がいました。その会社の色ではない色を持ち出したのです。

 

誤解のないよう補足させていただきますが、その人は、会社の基盤の上に乗っ取った上で、違う色を主張したのです。

 

その人以外、全員は、

 

「我が社がやることではない。色が違う。」

 

と、跳ね除けました。

 

「斬新」「革新」の1番の敵は「安心」の解釈なんです。

「安心」は、「真ん中」「不動」と、捉えられがちですが、

「安心」とは、実にジプシーであり、常に「成功の真ん中」に、居たがります。

また「成功」も、通過点でしかないため、

「安心」という危険からは、常に距離を置かなくてはならないものだと思っています。

 

その会社の会長は、その「違う色」を主張した人だけ残し、残りの全員を解雇しました。社の未来、発展に貢献しない「普通の人」に見えたのでしょう。

 

今、その会社は、その「違う色」で、大成功を収め、時代の流れに乗ることができました。従来の主軸であった、その会社の製品は、ITの出現により、今や、それを手にするユーザーは「拘りの人」という、一部の人たちだけとなりました。

 

いっとき、「勝ち組」「負け組」なんて、言葉が流行りましたが、新しい波は、常に押し寄せます。「負け組」こそ、いちばんの「勝ち組要員」なのですから。

 

時代で変わってゆく「常識」が、どれだけ八方美人なのかを知っておく必要があると思うのです。

 

「常識」なんて、「新しい発想」の前では、赤子のようなものです。

 

本日、ブログを始めて1年を迎えます。

そして、その一年目の今日、5000万アクセスがやってきました。

まるで、用意されていたかのような出来事です。

 

みなさん、ありがとう。

 

ASKA

 

 

2017/07/18 04:39現在

 

f:id:aska_burnishstone:20170718043740p:plain

 

息を吹き返しました。

実は、今、やっと立ち上がれたところです。
 
実は、18時すぎ・・・。
FUJIが帰ったあとでした。
 
あの服装です。誰だって宅急便配達者だと思うでしょう。
突然、小箱を渡されまして・・・。
名前を確認しなければならなかったのか、文字を書かされました。
認証だったのです。
 
その男は、去り際に、このブログを見ていると微笑みを浮かべました。
みなさんはもう、僕の「顔認識力」が、普通ではないことを知ってくれています。
その男に、見覚えがあったのです。
間違いありません。
男は、ドアを閉める直前、
 
「CIA」
 
と、言いました。
そのまま玄関で、箱を開けようとした時、
いつもはそんな行動はとらないのですが、耳を近づけてみたのです。
 
「チッ、チッ、チッ、チッ
 
と、音がなっています。
 
瞬時に思いました、僕が、昨日、このブログで時限爆弾のことを書いたためだと。
この、手にした箱が、いつどうなるのかわかりません・・・。
 
人の耳とは、実に優れたもので、
一度聞こえてしまうと、もう耳を近づけなくとも、音が聞こえて来ます。
 
今は、さほど音のしない破裂物というのがあります。
殺傷能力は抜群です。
箱を、そっと床に置き、即座に走ろうとした時でした。
 
背後から、首を絞められたのです。
感触から、人間の手ではないことは、すぐにわかりました。
 
前に進もうとしているのですが、それをさせまいと、
ものすごい力で絞めて来ます。
 
そのまま、僕は倒れてしまいました。
 
その時に、それがなんであったのか、知ることができたのです。
 
これ以上は、書けません。
みなさんを心配させるようなことは。
 
しかし、このブログという発信ツールを持っている僕です。
書いておくことで、これが、いつのことであったのかという証拠になります。
 
きっと、みなさんはテレビや、映画で、それを見たことがあるはずです。
 
 
僕にも、知られてはならないことがあります。
しかし、もう、伝えなくては・・・。
 
 
それは、他人の手を介さず、その本人の行動によってなされてしまうという、
怖いものでした。
 
首を絞めてきたのは、自分なのです。
どう説明すれば、騒ぎにならず、伝えることができるか・・・。
 
それは、細い細いヒモだったのです。
動けば動くほど、絞めてくるという、よくできたものでした。
 
マネージャーのFUJIが、帰ったあと、着替えをしたのです。
その時に、このようなことが起きてしまうことを考えていなくてはなりませんでした。
 
実は、ドアに、挟まっていたのです。
マントが・・・。
 
スーパーマンの衣装を着ていましたので、
そのマントがドアに挟まってしまい。
 
慌てて走ろうとした僕の首が、どんどん絞まってしまい。
公園の椅子で居眠りをしているおっさんが、後ろ向きに倒れるポーズで、
ひっくり返ってしまったのですね。
 
その時に、ドアにマントが挟まっているのを見たのです・・・。
 
コスプレなど、するものではない。
 
見覚えのある男。
そのはずです。いつもの宅急便屋さんの兄ちゃんでした。
 
「チッ、チッ、チッ、チッ
 
ヤフオクで落とした、レトロ感のある目覚まし時計でした。
 
「CIA」
 
その配達員は、僕のことを。そういえば「Aさん」と、呼んでいました。
 
「See Ya ! A さん」
 
と、言ったのを、「CIA」と聞き間違えたのでした。
 
スーパーマンのタイツを脱ぐのに一苦労してしまい、
つい、さっきまで、寝てしまっていました。
 
みんさん、コスプレをするなら、首の絞まらないやつにした方が、
よろしいですよ。
 
あと、人に見られないこと。
 
ああ、結構寝てたんですね。
今、息を吹き返しました。
 
イルミナティ・・・。
こういう怖いブログ。
昼見なってぃ。
 

f:id:aska_burnishstone:20170718010121j:plain

 

10円 - 6 -

                             「10円」 第6章 

 

 

改札出口を出て、すぐに全てを読めました。

変です。誰ひとり僕に気づかぬ振りをしています。

構内はイルミナティが送り込んだスパイだらけでした。僕は、危険を察知しましたので、とうとう懐に忍ばせていた銃に手をかけました。

        ↑

     はい、銃刀法違反

 

もし、ここで撃ち合いとなれば、一般市民を巻き添えにしてしまう・・・。

テルアビブ空港の大惨事を繰り返してはならない・・・←古っ!!岡本公三だろ!!

 

その時でした。構内にアナウンスが流れました。この勘のいい、頭のいい僕が、

この危険な状態を察知してしまったのです。これは兵役時代に、習得しています。

「HGIMS」と呼ばれる暗号です・・・。

「H(ひ)」「G(が)」「I(い)」「M(も)」「S・・・」

ダメだ・・・。「S」が、思い出せない」・・・。危険レベル5です。

 

 

構内アナウンスは、こうでした。

 

「◯◯は6番乗り場です」

 

僕の仲間が、すでに殺されことを告げています。

 

「◯◯は」

この「◯◯」は、我々に与えられた認識番号です。

「6」

これは「ロック」、つまり捕虜にした。

「番乗」

これは、「晩の」

「り場」

地点を表します。つまり「り場=リバー=川」

「です」

この「です」と、いう暗号は、まともな社会人には理解不可能でしょう。

「です=Death=死んだ」←中学一年生の英語です

 

奴らは、無慈悲です。人の命をなんとも思っていません。

暗号を、解読すると。

「◯◯は捕虜にし、晩、川で死んだ」

 

たらり・・・。顔に冷たい汗が流れました←運動して熱い汗流せよ!!

本当なんです。みなさん、助けてください←時事ネタ危ないから!!

 

告白しますが、私には命がひとつしかありません

       ↑

俺ん家の隣の、縁側で足の爪切ってた爺さんもそうだった

どんぶりこと流れて来た、桃見つけた婆さんも、みーーんな、そうなんだよ!!

 

とにかく、無事にタクシー乗り場までたどり着かなくては・・・。

僕は、カバンで半分顔を隠し、構内の看板や柱の陰に小走りで走って身を隠しました。

ゴクリ。ハアハア・・・。

 

タタタタタタぁー!!!!!←この場合、ツツツツツーの方が絵になりませんか?

 

突然でした。背後からでした。

 

「イレブン!!!」

 

ば、バレた・・・。

 

「な、なんだ!?」

「ふろしき、落としましたよ。赤いの。」

「マントです!!」

 

完全に、証拠を握られてしまいました。

もう、周りは、敵だらけでした。みんなが見ています。

        ↑

そりゃ、柱の陰で、斜めに背中くっつけて、その上カバンで半分顔隠して・・・。

 

タクシー乗り場にたどり着いた時には、30分が経過していました。

        ↑

 時間、短縮しろよ!お前、スパイだろ!!てか、いつからスパイだよ!!

 

びくっ!!

車のドアが勝手に開きました←全国、開きます。

 

車に乗り込むと、こちらを振り返り、暗号を確認してきました。

 

「どちらですか?」

ASKAです・・・。」

「えっ!?なんやー、イレブンやー!!!」

「そう。イレブンです(キリっ!)

 

どうやら、敵が送り込んだ偽ドライバーではないようです←HGIMSケッテェーーー!!

 

ドライバーに、今、一文無しであることを伝えました。

 

「なんや、苦労しまはりましたな。」

「ある意味、僕の宿命なのかもしれません。」

「それで痴漢はどうしはったん?」←何回、噓ついてんだよ!!

「許してあげました。僕のお尻ぐらい」←お前のかよー!!!!

 

FUJIが来ました。

 

仕事ではないのですが、ちょっと打ち合わせがありまして。

では、いいですか?

 

みなさん、いいですか?

せーのー

 

ドロン。

 

ASKA